教員1年目に考えるライフプランや資産管理について

最終更新日時: 2020年4月25日

新卒や、臨採・講師等で教員採用試験に合格した方等は、1年目は環境も大きく変わりやすいため、

本業の方が手一杯となり、なかなか自分の家計に目を向ける余裕がないですよね。

目まぐるしい1年を過ごす際にも、出来るだけ将来に向けたライフプランについてはある程度頭に入れつつ、身の回りの事を少しづつ構築していきたい所です。

今回は、新採1年目にできる対策やライフプランについて見ていきたいと思います。

新採1年目はとにかく忙しい

新採1年目は何かと忙しくなります。

これは別に教員に限った話ではなく、新卒で入社する社会人1年目の方や、転職して1年目の方も同じ。

住む環境も大きく変わるため、生活自体の安定に時間がかかり、本業が忙しい分、家の事は後回しになりがちです。

しかし、家の事もある程度考えた上で過ごしていかないと、

せっかくもらう給料から多額な支出による垂れ流しという状況も生まれかねないため、

収入と支出はしっかり管理していかなければなりません。

1年目は、今後の社会人生活を送る上での家計における基礎ともなる年になるため、

以下にあげる注意点や対策を考慮していってみて下さい。

将来に渡って出来ることを今のうちに

資産形成を確実に行なっていくには、何事も早いに越した事はないですね!

将来に渡ってライフプランを考える場合、結婚や家を建てるといった色々なライフイベントがありますが、

そのライフイベントもいつあるか分かりません。

もしかしたら、5年後や10年後かもしれないですが、

その時になって考えると資金管理に不安を覚えてしまうのも事実です。

1年目だからこそ、礎になる事を先にしておけば後々楽になるでしょう。

早めに私的年金づくりをする

まず、みんなが不安に思う年金についてです。

「公的年金だけでは不安」

という方が多いため、自分たちで年金を別途作っていこうというのが私的年金づくりになります。

当然、私的年金づくりをしておけば、教員でいう厚生年金にプラスして、自らが用意する私的年金ももらえることになるため、

この準備を早い段階からすることで、上積みがどんどん増えるということになり、

老後の生活にもある程度のゆとりをもたらすことが出来ます。

以下、対策は主に3つありますので、1つ1つ見ていきます。

財形年金貯蓄

1つ目は財形年金貯蓄が挙げられます。

通常、一般財形貯蓄がありますが、この財形貯蓄の中に年金向けのものもあります。

年金のために財形をするということですね!

給与から天引きになるため、ほぼ強制的に積み立てることができ、

私的年金づくりに一役かってくれるでしょう。

リスクを取らずに、確実にコツコツ貯蓄していきたいという方は、この財形年金貯蓄がぴったりです。

一般財形貯蓄や財形年金貯蓄等を比較した記事もありますので、下記の記事もご覧になって下さい。

教員が考えたい財形貯蓄と積立貯金について

2020年4月25日

個人年金保険

2つ目は個人年金保険ですね。

昔は予定利率の大きさから、保険で年金を備えるという方法に人気がありましたが、

現在は円建てだと予定利率が随分低くなってしまったため、

「外貨建ての保険を利用して年金に備えよう」

という商品が増えています。

外貨建て保険も利率はいいものの、あらゆるリスクを考慮しなければならないため、慎重に検討していく必要があります。

外貨建て保険については、下記の記事にまとめていますので、あわせてご覧ください。

外貨建て保険って実際どうなの??リスクも?

2018年11月7日

iDeCo(イデコ)

3つ目はiDeCo(イデコ)ですね。

このブログでも挙げていますが、税金を節約できるといった面も大きく、年金のために国が推奨する私的年金制度であるため、

安心して利用出来るものでもあります。

このiDeCoについては、上の個人年金保険と比べてまとめた記事にありますので、あわせてご覧ください。

個人年金保険よりイデコを勧める理由について

2019年2月19日

つみたてNISA

こちらは私的年金づくりというよりは、貯蓄とあわせて資産形成をしていきましょうというものになります。

積み立ての定期預金等は、今現在の金利が期待出来ないため、投資信託の運用がメインになるNISA等はリスクも低く、

将来的な資産形成にはとっつきやすいツールと言えるでしょう。

このつみたてNISAについても、下記の記事にまとめていますので、あわせてご覧下さい。

iDeCoとつみたてNISAの違いとは?

2019年10月14日

保険加入の案内に注意

1年目に注意することととしては、

保険加入をお勧めされる

という事です。

この点については、特に教員向けの保険として有名なジブラルタ生命さん等から保険の案内を受けます。

ジブラルタ生命さんの保険も良いものはたくさんありますが、

必ずしも1年目から色々な保険に加入しなければならないわけではないですね。

1年目に加入したものの、長い間よく分からないまま契約し続けている保険があるという事はよくあります。

そのため、特に1年目の方は注意しなければならないと言えます。

子どもがいる世帯は生命保険の加入が優先事項となりますが、それ以外の世帯の方で金銭的にも厳しい状況であれば、保険自体無理に入る必要はないでしょう。

教員に関する保険については、下記の記事にまとめていますので、

この記事でしっかり確認しつつ加入検討してみて下さいね!

教員の教職員共済は実際どうなの?注意点もご説明します!

2018年12月3日

まとめ

今回は、新採1年目に考えるライフプランや注意点等を見ていきました。

1年目は、今後の生活における礎になるというのは先ほどご説明しましたが、

この時点で始めたものや契約したものは、その後手をつけずにそのまま放置している方も多いです。

積み立て等はそれで良いですが、支出が伴う保険や投資信託等は、

定期的な見直しも必要になってきますので、

この1年で終わりではなく、長い目で考えて実行に移していくと良いでしょう。

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