金融教育の時代!子どもが社会経済に関して勉強出来る身近な場所とは?

こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの山下です。

まもなく夏休みが終わりますが、長期の休みや普段の休みを含め、お子さんがいる世帯は、

「休日ぐらいどこか連れていかないとなぁ」

と考えたりしますが、

近年はコロナが気になったりお金や時間もかかりますよね。

せっかくの休みなので遠出するのも良いですが、子ども達にとってみれば我々大人が日常を送る何気ない事も貴重な経験になります。

その何気ない場所が実は子どもにとって社会経済の勉強になるという身近な場所があります。

昨今、政府によって金融教育に注力する流れも出てきているので、今回はそのような子どもにとっては金融を含めた社会勉強となる身近な場所についてみていきます。

社会経済の勉強になる身近な場所とは?

子ども達が社会経済を勉強するにあたり身近な場所になりうる所として、

スーパー

があげられます。

近年はネットスーパーを利用する方も多いですが、スーパーというのは物の売り買いを行う場所であり、野菜やお肉、お魚、生活雑貨含め生活に欠かせないすべての食材・日用品が存在する場所です。

それを直で購入出来る場所であり、お金という手段を使って手に入れることが出来るわけですが、その一連の流れを確認出来る数少ない場所なんですよね。

しかも、自分達が普段口に入れるものを買うため当事者意識も働きやすい。

物の値段を知るということ

「牛肉ってお肉の中で一番高いんだ」

「鰻ってこんな値段するんだ」

「知らない野菜がいっぱいある」

などなど、

スーパーに行かないと分からないことが多々あります。

これらは、学校で学ぶものではないですよね。

普段から社会経済の場であるスーパーに行っていると、物の値段が分かるようになります。

スーパーって今の経済情勢を表している、とても身近で貴重な場所なんですよね。

そこに行けば物の価値がほぼ分かるということです。

親子で食費に関する会話に派生が可能

たとえば子どもと行くときもスーパーで買い物するだけでなく、

「一週間で○○円食費に使ってるんだよ」

「だから、一食あたり作るのにも○○円ぐらいかかるのがわかるよね」

といった様に、家計の食費に関する話まで派生させると子どもも勉強になりとても良い機会となります。

将来における子どものお金の使い方に繋がる

今年からようやく高校の家庭科において金融教育がスタートしましたが、まだまだお金の使い方を含めて日本はこのような分野で後進国です。

スーパー等で社会経済の勉強をさせると同時に、

「その物を手に入れる我が家の家計はどのような影響を受けているのだろうか?」

という少し俯瞰するような視点が身に付けば、将来大人になった時にお金の使い方が非常にスマートになっていくはずです。

つまり、お金を払うという行為についてより客観視出来るようになるということですね。

それは、実際にスーパー等のお店に行かなければ身に付かないもの。

なかなか座学だけで対応はしづらい。

そういった実践的な場所として非常に価値のある場所がスーパーと言えます。

スーパーを家族で利用する際の注意点について

ただ、単にスーパーに毎週毎週行けば良いのね!という話でもないんですね。

会話の範囲に気を付ける

例えば、これを機に子ども側に節約思考を求めてしまうリスクもあります。

物の値段や食費に関する情報の交換までにとどめておく必要があり、

たとえば、

「鰻は高いから買わない方が良いんだ!」

とか、余計な気遣いを与えてしまうのは良くないので節制させる口実に使わないように注意するということです。

昔はお金の話をするものじゃないという雰囲気がありましたが、今の時代にその考えではかなりマズい。

ただ、しっかり話す範囲を決めないと余計な気を遣わせるきっかけにもなりうるため、そのような点に注意しながら話すと良いですね。

家計管理の面では実は1人で行く方が良い

これについては、以下の記事にまとめていますのであわせてご覧下さいね↓

家計における食費を予算内に抑えるための3つの方法について

2022年8月29日

今までの話と相反する内容となりますが、実は家計管理の面から考えれば、基本的にはスーパーは1人で行った方が良いんですね。

なぜなら、行く人数が多いほど買う量もそれに比例して多くなりやすいから。

それぞれが欲しいもの、食べたいものというのがあるため、予算を組んでいたとしてもそれ以外の余計な出費が発生しやすくつい買い過ぎてしてまうという状況が生まれてしまいます。

そのため、スーパーに行く際は一緒に行く日を決めたり、あるいはお菓子を買うなら1人1つなどあらかじめ制限をかけておきながら行く必要があります。

事前にそのような決め事をしておけば買い過ぎるという状況は防ぐことが出来るので、行く前には必ず家族で話し合っておきましょう。

まとめ

子どもの頃からある程度、物の価値やお金の使い方を学ぶというのはとても重要なことで、使い方のベースを作っておけば大人になっても散財する癖がつかなくなり積み立て上手にもなっていきます。

またその積み立てが出来るようになれば、今度は自然と資産運用等にも目が行くようになっていきます。

資産運用をするためにもまずは原資が必要ですからね。

その原資の貯め方を学ぶためにもお金の使い方がとても重要。

その勉強場所というのが、

身近に存在するスーパー等

ということなんですね。

どこか遠出をして思い出作りをするのも良いですが、普段なかなか時間が取れないようなことにも目を向けて、一緒に買い物をして社会勉強をしていくというのも余分なお金がかからない充実した過ごし方と言えます。

ぜひ、時間を見つけて行ってみて下さいね!

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