夫婦のお金に対する価値観の相違とそれに対する考え方について

こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの山下です。

お金に対する価値観の違いというのはどの家庭にも存在します。

むしろ、めちゃくちゃ合うというご家庭の方が少ないかもしれませんね。

今回は夫婦で長い人生一緒に過ごす上で、

「お互いの価値観の相違についてどう向き合えば良いのか?」

について見ていきます。

夫婦のお金に対する価値観の相違について

夫婦間において、お金の価値観に対するズレというのは往々にしてあります。

例えば、一方は倹約家でありモノ1つ買うにも色んなものを比較しながら、最終的に1つ良いものを選ぶ、あるいは吟味してなければ買わないという手段も辞さないようなタイプ。

もう一方は、基本的に財布にお金があって欲しいものがあれば、比較することなくすぐ買ってしまうタイプ。

もちろん、後者の方が散財傾向にあるため、堅実な家計管理を実行するのであれば後者側の行動修正が求められそうですがこれがなかなか上手くいかないんですよね。

なぜそのようなことが起こるのか?ということについては、よりお互いを正しく認識していく必要があります。

ズレて当たり前という認識

まず、夫婦というのは元は他人同士です。

お互い違う環境で育ちながらどこかで出会い、最終的には結婚という道を選ぶわけですね。

つまり、

お金に対する価値観はズレて当たり前

という認識を持つ必要があります。

むしろ、同じである方が少ない。

価値観の相違でイライラが募るという場合、まずはズレて当たり前だという考え方に立ってみると良いですね。

育ってきた背景が異なるという事実

お互いの価値観がズレて当たり前であるという理由については、

育ってきた背景が全く違うから

ですね。

実は、お金の使い方というのは育ってきた環境に大きく左右されます。

例えば、家があまり裕福でなく欲しいものがなかなか買ってもらえず我慢しながら育ってきた場合。

このような環境下で育つと、大人になれば反動で何でも買うイメージが付きそうですが、実際はその逆でお金を慎重に使うような行動習慣になります。

例えば、水やお茶といったペットボトルに対してお金を使うのがもったいない等ですね。

水やお茶は家で飲もうと思えば飲めて、お金を払って買おうという行動を踏み出しにくい。

むしろ、それらにお金を支払うなら手に入れにくい、あるいは作りにくい物に対してお金を払うという考えに行きつきやすくなります。

育ってきた環境1つでお金の使い方が大きく影響されることから、夫婦間で同じであるということの方がむしろ少ないと言えるわけですね。

お互い育ってきた背景を知ることがとても重要

よって、

お互いの育ってきた背景を知ること

がまず重要であるということですね。

背景を知らないと、

なぜこのような消費行動を取るのだろうか?

という結論が見えづらい状況がずっと続くことになり、なかなか解決しない問題となります。

そうすると、相手のお金の使い方についても理解し難いという状況になるため、まずは相手の育ってきた環境をしっかり聞くことで、

相手がどのような思考をもって購買行動に走るのか?

という点をより理論的に見ていくと納得しやすくなります。

意見の擦り合わせを徹底的に行う

最後に、背景を知った上で改めて夫婦間の価値観のズレを修正するために、

意見を擦り合わせる

ということが大事になります。

上記に取り上げた背景を知るというステップを踏めば擦り合わせもしやすくなります。

例えば、お小遣いをいくらでももらって育ってきた環境の方であれば、お金を散財する習慣が身についているかもしれません。

その場合でも、まずは意見を聞いてどうしても使ってしまうという事であれば、月にどのくらいのお小遣いでいけるのか話し合いながら段階的に減らしていくという手を取る事が出来ます。

徐々に制限をかけることが大事

この場合、いきなりお金の使い方に対して大きな制限をかけるとストレスになってしまいます。

長年の消費に関する行動習慣というのは簡単に抜けるものではないですからね。

こういう時は、先述した段階的に減らすというやり方など、徐々に制限をかけていくという所がポイントですね。

そうすればストレスがかかることを最小限にすることが出来ます。

お互いに擦り合わせていくためには、徐々にゆっくり合わせていくということが重要になるということですね。

まとめ

今回は、夫婦間のお金に対する価値観の相違について見ていきました。

まずは、価値観はズレて当たり前であるという認識を持つことが大事であること。

そして、その価値観というのは育ってきた環境に大きく起因しているということ。

最後に、その背景を知った上で意見を徐々に擦り合わせていくことが大事ということですね。

ぜひ、価値観の相違で悩んでいる方は一度育ってきた背景等をじっくり聞きながら意見の擦り合わせをしていくと良いでしょう!

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