最終更新日時: 2024年6月9日
お金が貯まりやすい人、貯まりにくい人がそれぞれいます。
お金が貯まるようになるためにはどうすれば良いのでしょうか?
それは、まず悪い習慣を正さないといけないです。
貯まるようになる習慣より、まず悪い習慣を取り除く事で貯まる体質へと変化させていきます。
どのような習慣が悪いのでしょうか?
今回は、お金が貯まらない悪い習慣に注目して考えてみたいと思います!
目次
まず気づく事の大切さ
貯蓄体質になるためには、悪い習慣を行なっていることに気付かなければなりません。
悪い習慣を取り除いて、初めてスタートラインに立つことができ、そこから貯蓄体質になる習慣へと意識を向けていくことです。
基本的に、貯蓄をする為に入ってくる収入の大きさは関係ないとまでは言いませんが、基準となるのはあくまで使い方です。
年収が低くても1,000万円貯める人もいれば、反対に年収が高くても100万円程度しか貯蓄出来ないなんてことはザラです。
それほど、使い方次第で容易にたまる、もしくは出て行くのがお金であるという事です。
では、悪い習慣とはどのようなものがあるのか?
以下取りあげてみます!
お金が貯まらない悪い習慣とは?
コンビニにすぐ行く
近くにコンビニがあると、つい足を運んでしまいます。
それほど、買いやすさという点で恩恵をうけているのでしょう。
しかし、コンビニに行く回数が増えるほど、貯蓄から遠ざかってしまいます。
利便性が高いものは、支出の増加とリンクしています。
利用しやすさが、財布のひもを緩ませる原因となっているのでしょう。
コンビニに依存していないか、しっかり私生活を振り返ってみてください!
ネット通販に依存
ネット通販で買い物をすると、お金がすぐ出ていきます。
なぜ、ネットで買い物をするとお金が出ていきやすいのでしょうか?
このブログでも、何回か取り上げていますが、ネットで買うとお金を出すという痛みを感じにくいからです。
つまり、普段、買い物をする際は財布から現金を出して払いますが、ネット通販になると、クレジットカード払いや振込み決済、電子決済がメインになりがちです。
そうすると、どうしてもお金を出したという感覚が得られにくく、痛みや苦痛を感じにくいので、買い増す割合が増えます。
ネット通販でなくても、買い物をする際に、初めからクレジットカード払いでしかしないという方は、基本的に支払い金額が多くなる傾向にあります。
他にも、お金を支払っているという痛みが伴いにくいものとして、回数券などがあります。
回数券は、最初に一括で現金をだすので、最初だけ痛みを感じます。
しかし、お得な回数券であっても、支出スピードは加速してしまいます。
毎回、支払い時に「お金」というモノを出してないので、痛みを伴いづらいからです。
回数券も、計画的に使う必要があるという事です。
ポイントカードが多い
ポイントカードはお持ちでしょうか?
「ポイントが〇〇倍の日だから」
という事で、いつもより買いだめしたり、普段なら買わないようなモノまで買ったりと、ポイントの誘惑に乗ってしまっていたら注意が必要です。
ポイントカードは出来るだけ最小限に抑え、財布に入れるのではなく、カード入れを別途作る事で、財布を綺麗に保つことができます。
余談になりますが、財布を綺麗に使われていますか?
財布が綺麗だと、お金が集まりやすいです。
レシートなどが散在していましたら、すぐ整理して下さいね!
クレジットカードや電子マネーの使用頻度が高い
先程申し上げた通りです。
上記ネット通販とリンクしていますが、キャッシュレスになりつつある現代において、現金払いは後退しているように見えます。
しかし、利便性が高いので、現金払いより支出スピードが上がります。
「いや、計画的に買うから、キャッシュレスでも問題ない」
と、お金の使い方に自信のある方はキャッシュレスでも問題ないと思います。
むしろ、最近JCB が発表した調査によると、現金派よりキャッシュレス派の方が貯蓄が多いという結果もでています!
これには、キャッシュレスを使う年代が高いので、必然的に平均貯蓄額も多くなるから!など、色々賛否両論はありますが、いずれにしろ計画的に使えば全く問題ないわけです。
また、クレジットカードについているキャッシングやリボ払いには極力手を出さない事です。
これは、貯蓄から大きく遠ざかるものですので、特に注意が必要です。
浪費傾向にある方は、クレジットカードや電子マネーというのは、貯蓄する上で特に注意しないければならないものなので、慎重に使って下さい。
保険に入りすぎている
保険に入りすぎるのも良くないです。
家族が増えると、自然と保険の話になりますが、逆に入りすぎると、保障が充実し過ぎて、重複する可能性も出てきます。
特に、生命保険を3つも4つもかけている人は、保障内容が被っている可能性もあるので、しっかり見直しをしてみて下さい。
契約した保険会社などで見直しする事で、必要かどうか判断することができますので、不必要な保険の出費を貯蓄に回せるように検討してみて下さい!
あえて手間をかける仕組みを作る!
ネット通販やキャッシュレスについては、適度であれば問題ありませんが、どうしても利便性が高いので、使用頻度が上がります。
先程の調査結果でも出ていましたが、キャッシュレスなどを利用してる人でも、貯蓄が上手な方はもちろんいらっしゃいます。
そのような方は、計画的に使っている方や、キャッシュレス・クレジットカードの注意点をしっかり理解しているからです。
例えば、クレジットカードに付いているキャッシングやリボ払いには手を出さないなど。
ICカードで出来ることとすれば、チャージ残高をなるべく低くすることなどです。
実際に、私も交通系ICカードで買い物をすることがありますが、あえて残高を低く維持しているようにしています。
自らに手間がかかるようにし、使用頻度を上げないような仕組みを作ることで、残高が常に気になるようにしています
私が実際に使う交通系ICカードは、基本的に乗り物に乗る際に利用するものです。
買い物専用だと、買い物に集中できて、残高があまり気にならなくなりますので、ショッピング用のキャッシュレスカードをお持ちの方は注意が必要です。
ちなみに、交通系ICカードでも定期券にしてる人は注意です。
残高は基本関係ないので、買い物に特化するような使い方をするならば、計画性がより要求されます。
日常生活の中で、工夫できる仕組み作りは結構あるものです。
まとめ
今回は、悪い習慣を中心に取り上げてみましたが、この習慣を明日からすぐ取り除くのは難しい事です。
なぜなら、利便性が高いものばかりだからです。
1つ便利さを覚えると、抜け出すのは容易ではないです。
よって、対策としては、上記の注意点を理解し、徐々に使用頻度を下げて、自然と離れる仕組みを作る事です。
貯蓄をする上で、利便性は天敵です。
常に利便性が高いものには注意して生活して下さい!