最終更新日時: 2024年6月9日
公立学校共済組合は様々な事業がありますが、その事業の中に保健事業というものがあり、主に健康面に関するサービスを提供している事業になります。
健康を維持するためにも、身体だけでなく心のケアも非常に大事になることから、このサービスがあることで、支援も受けやすくなり利便性も高いです。
公立学校共済組合のため、今回の記事は公立学校の教員の方が対象となります。
それでは、公立学校共済組合における健康相談事業について見ていきます。
目次
保険事業に中にある健康相談事業とは?
公立学校共済組合が提供する保健事業の中に、
「健康相談事業」
と言うものがあります。
その名の通り、健康に関する相談が色々な形で行う事が出来る事業になります。
これは、共済組合が提供する保健事業の1つになり、その他には特定健康診断や人間ドック等があり、
公立教員であれば誰でも利用可能なサービスになります。
なお、今から取りあげる各種相談を利用するためには、公立学校共済組合のHPから会員ページにログインする必要があります。
以前、公立学校共済組合のHPの利用方法については、こちらにまとめた記事がありますのであわせてご覧下さいね↓
以下より、健康相談事業の内容について見ていきます。
健康相談事業の各相談サービスについて
様々な相談形式があるため、相談別に分けて見ていきます。
介護電話相談
まず、介護電話相談があります。
ケアマネージャーや社会福祉士等の介護の専門資格を持つ相談員に、介護における具体的な相談を行う事が可能になります。
公的介護保険制度については、設けられてから日も浅いため、認知度もさほど高くないことから、
このような専門資格を持つ方に、公的介護保険制度の利用方法等を相談するのはとても利便性が高いと言えます。
また、最寄りの介護における相談窓口や老人ホームの情報についても提供してもらうことが出来るようなので、
先々の施設入所の検討などの情報収集として利用するのも良いですね。
女性医師電話相談
2つ目は、女性医師による電話相談があります。
これは、女性疾患に関わることについて、女性医師に相談が出来るというものです。
なかなか婦人科系の疾患については相談しづらいため、女性医師による相談であれば安心して行う事が出来ますね。
忙しくて病院に行く時間がないという方は、このような電話相談を利用することも1つ考えてみると良いでしょう。
Web相談(こころの相談)
3つ目は、メンタルヘルスについてWebで相談する方法です。
これは、電話ではなくWebによる相談のため、回答に少し時間はかかりますが簡単に相談できる利点があります。
また、メンタルヘルス関係についてはなかなか話しづらいという側面もあります。
電話では話しづらいことについてWeb相談という形で利用出来るので、そのような点を考慮すると利用価値はありますね。
電話・面談メンタルヘルス相談
4つ目は電話・面談メンタルヘルス相談です。
これは、メンタルヘルスにおいて、上記のWeb相談とは異なり、電話や面談で行う方法です。
カウンセリングについては、臨床心理士の方が対応してくれるので、より具体的な相談が出来ます。
また、組合員本人だけでなく、組合員の被扶養者も対象者として利用する事が出来るため、この点も把握しておくと、万が一の際にスムーズに利用する事が出来ます。
なお、面談においては、全国の主要都市において、共済組合が提供するカウンセリングルームで行えるようですが、
地方都市ではこの方法を取れない可能性もあるため、事前に確認しておく必要があります。
教職員電話健康相談24
最後の5つ目は、教職員電話健康相談24という名で、健康に関する悩みや相談を保健師等の専門家に、24時間・年中無休で対応してもらえるサービスになります。
専門的な相談(治療法など)については医師に相談するため予約の必要がありますが、その他に一般的な健康相談においては予約なしで電話における相談が可能になります。
また、小児救急による相談もあり、妊娠中から学齢期までの子育てに関する相談も出来るため、万が一の際の対応先として把握しておくと良いでしょう。
さらに、専門病院や夜間に対応する救急病院等の情報提供もあるので、幅広い世帯に利便性が高いと言えます。
まとめ
今回は、公立学校共済組合が提供する保健事業の中の健康相談事業について見ていきました。
全部で5つほどありますが、どれも利便性が高く、万が一の相談先として把握しておくと、とても安心感が増します。
公立教員であればどなたでも無料で利用が可能なため、健康に関わる相談の一歩目として積極的に利用していくと良いですね!
ぜひ、上記を参考に利用してみて下さい。
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