最終更新日時: 2024年6月9日
教員は主に年2回のボーナス支給がありますが、
ボーナスは一度の金額が非常に大きいため、使い方に悩む方もいらっしゃると思います。
普段、どのような使い方をされているでしょうか?
このように、一度に多額のお金が入ってきた時にどのような使い方をすることが、今後の生活において有意義な活用法になるのか?
経済合理性の観点からも、しっかりみていきたいと思います。
目次
ボーナスについて
ボーナスは、主に6月と11月の年2回支給されます。
職種によって異なりますが、多くの方が年2回の支給に分けられ、
一回辺りの金額も50〜100万円超という金額になります。
とても大きいですね。
一度にこれだけの金額が支給されたら、気分的にも良くなり、財布が緩む方も多いでしょう。
以下、この支給額をどのように使っていくのが良いのかみていきます。
使い方について
以下、ボーナスの使い方として適切な順番に並べていきたいと思います。
①各種ローンの返済
一番手としてあがってくるのが、各種ローンに対する返済です。
すぐに思い浮かぶのは住宅ローンですね。
住宅ローンを組んでいる方は、ボーナス払いにしている方も多いと思います。
住宅ローンの次を考えると車のローンですね。
これもボーナス払いにしている方もいると思いますが、ボーナス払いにしていない方も、実は繰り上げ返済という方法があります。
繰り上げ返済は手数料も考慮しなければなりませんが、
例えば、残額が数十万円と少なくなってきていれば、ボーナス支給のタイミングと合わせて繰り上げ返済するという方法もありでしょう。
少しでも早く返済する事で、余分な利息を支払わずに済みます。
その他ローンも出来れば繰り上げ返済をするのが良いですね。
車だけでなく、カードローンを利用している方も、金利が高いので、ボーナス支給と合わせて早めの返済が良いです。
ローンの返済を一番手にあげる理由は、やはり払わなくても良い余計な支払いを少しでも早く終わらせる事にあります。
「いっぱい利息を払いたい!」
という人なんていないでしょう。
家計的にも、利息の支払いが負担になっているという方もいらっしゃると思うので、
余計な支払いを少しでも早く終わらせるためには、まず各種ローンの返済が優先という事になります。
②直近で予想される大きな支払いへの備え
各種ローンの返済に次いで、こちら直近の大きな支払いに備えるという方法が考えられます。
これは①とも繋がりますが、モノを買ったりサービスを利用する場合、極力ローンを組まずに一度の支払いで済ませたい所です。
例えば、ボーナス支給後に白物家電を買う予定であったり、子どもの教育資金(学校への入学費用等)、
車の買い替えに対する頭金、引越し等、大きな支払いが予想されるものに対する備えですね。
一括で支払えるように備える事が大事になってきます。
クレジットカードで分割で支払う事で、金利手数料が発生するような買い方をするのは、
余計な利息の発生につながるので、一度で支払いは済ませることで、そのような事態を防ぐ事が出来ます。
ちなみに、教員は以下にもあげますが転勤に伴う引越しがあるので、この項目はより注視していく必要があります。
③年払いを選ぶ
これは上記②と繋がりますが、特にサービスを利用するにあたって、月額支払いより年払いの方が安くなるものというのが結構あります。
例えば、NHKの支払い料金や定期購読している雑誌等ですね。
これらは、一括で前もって支払う事で料金を割安に設定しているので、
分割で支払うより、かなり安く抑える事が出来ます。
一度に数万円という額は、なかなか日々の生活においても大きく見えてしまいます。
このような支払い事由に対して、ボーナスを上手く利用する事で、年間の支払い費用をとても安く抑える事が出来ます。
④貯蓄
ある程度、余計な支払いを抑える為の方法をとった後に、
将来に向けた貯蓄をするのが良いでしょう。
もちろん、貯蓄を一番に持ってきても良いですが、
貯蓄するより、まずは余計な支払いを先に終わらせる事の方が大事になってくるので、
上記①〜③を済ませた後に、貯蓄の計画をするのが良いですね。
もちろん、①〜③がないという方であれば、貯蓄を優先させて、将来的な支払い発生に備えるためにも、計画的に行っていきたい所です。
⑤旅行等
ある程度、貯蓄計画に沿って貯蓄が出来たら、
家族での旅行資金等に利用しても良いでしょう。
切り詰めて生活するのも大事ですが、旅行を楽しみにしている子ども達もいっぱいいるので、
お子さんがいる世帯は、ボーナス支給を利用して支払い費用が多くなりがちな旅行に行くという方法も良いですね。
旅行は貴重な思い出にもなるので、年に何回も行くのはしんどくても、
貴重な機会のためにボーナスを有意義に使っていきたい所です。
教員は引越しに注意!
教員の1つの特徴に、
「転勤に伴う引っ越し」
があります。
「そろそろ人事異動かな?」
というタイミングはある程度予想出来ると思うので、
上記②にあげた項目は特に注意が必要にってきます。
引越し費用はとても大きくなってくるので、
ボーナスを引越し費用のために使うという事も大事になってきます。
まとめ
今回は、ボーナスの使い方についてみていきました。
今みで見てきた通り、使い方というより、使う順番が大事になってきます。
上記の順番でボーナスを使っていけば、
余計な支払いを極力抑える生活につながっていきます。
貯蓄も大事ですが、今後の生活にゆとりをもたらすために、余計なものはさっさと支払っていく事が大事になってくるということですね。
ぜひ、今度の支給日には上記のような順番を意識してみて下さいね!