教職員が入る互助会の仕組みとは??退職後も入れる!?

最終更新日時: 2019年7月20日

教職員は自治体ごとに、

「互助会」

というものがあり、それに加入しています。

そもそも互助会とはどのようなものんでしょうか?

互助会の仕組みについて見ていきたいと思います。

互助会とは?

互助会とは、相互扶助の理念に基づき、教職員同士が掛け金を出し合う事で、

給付事業や福祉事業、保険事業等を行う団体の事です。

主に、公立学校の教職員が加入する団体ですが、私立の教職員向けの互助会もあります。

自治体により異なる

この互助会は、自治体によって異なるので、必ずしも事業が一致するわけではありません。

基本的には、県の互助会が多いですが、人口の多い県によっては、市の互助会として加入することもあるため、

どちらかを選択して加入するということがあります。

特に大きな違いはありませんが、内容が異なる事業もあるので、

加入する際は比較して加入検討するのが良いと思います。

加入メリット

互助会に加入しているとどのようなメリットがあるのでしょうか?

1.医療面について

まず、1つ目に、

「医療面での補助がある」

ということです。

通常、公立学校の先生は、公立学校共済組合に入り、保険料を払って医療費の負担を3割にしているわけなんですが、

さらに互助会に加入していることで、医療費の補助金を受ける事ができ、病気やケガ、入院等による医療面のサポートがあるので心強いと言えます。

2.貸付について

2つ目は、

「貸付を受けることができる」

ということです。

貸付というのは、ローンのことですが、通常、目的自由のローンや車のローンなどは、近くの銀行やネット銀行等を利用して借りたりしますが、

互助会においても、このようなローン事業も行っています。

しかも、比較的、

「低金利」

なので、低額で借りやすいというメリットがあります。

金利自体は、各自治体の互助会によって異なるので、詳しくはお住いの互助会HPで確認してみて下さいね。

最も、公立学校共済組合自体も貸付事業を行なっているので、

利用するならば、金利を比較しながら検討してみると良いでしょう!

3.保険について

3つめは、

「団体保険の提供がある」

ということです。

通常、民間の保険会社で保険に加入しますが、身近な存在に、団体保険として提供する団体があるのは心強いですね。

掛け金も比較的安くなり、手続きも常時、近い組織として案内してくれるので、

グループ保険や団体保険の案内を見たことがある方もいらっしゃると思います。

保険を検討する上で大事な事は、

「まずは団体保険から検討し、次に民間保険について考える」

ということです。

団体保険があることで、掛け金を安くして保険加入が出来ますので、よりメリットが大きくなります。

民間の保険に加入するよりも前に、まず団体保険を確認する手順を入れてから、比較検討してみて下さいね!

4.預金について

4つ目は、

「預金に関する事業がある」

ということです。

基本的に、銀行等で積立てをすると思いますが、

互助会においても積立てが出来るような仕組みを提供しています。

一般的な財形貯蓄もありますが、互助会においてもこのような積立てがあることで、気軽に利用することができ、

しかも、銀行等で積立てをするよりも利率が少しだけですが良い場合の方が多いです。

この利率についても各自治体によって異なるので、

積立て利率を確認する場合は、互助会のHPを確認してみて下さいね!

退職後も会員になれる!

この互助会は、基本的に現職の教職員がメインになりますが、

退職後でも継続して互助会の会員になることが出来ます。

取り扱いも、基本的には現職で加入していた互助会になりますが、

大きな自治体では、別途退職者向けの互助会もあるので、区別して考える必要があります。

出資金について

もし、退職後も継続したい場合は、一定の出資金を払い込む必要があります。

この出資金についても、各自治体によって異なるので、

退職後も加入したい場合は、加入通知案内等で確認するのが良いでしょう!

内容も確認しておく!

退職後も現職と同様に給付等のサポートを引き続き受けることが出来るので、加入メリットもありそうですが、

各自治体によって規定が異なり、場合によっては医療面での給付がなかったり、各種事業内容が低減してしまうので、

継続する場合は、どのような内容になっているのかしっかり確認する必要があると言えます。

ですので、加入する前に、各自治体のHPを確認し、現職段階で受ける内容とどのような差異が出てくるのか(例えば、医療給付はあるか否か等)

しっかり把握しておくことが加入材料になるでしょう!

まとめ

今回は、各自治体にある互助会について見てきました。

公立学校共済組合と事業内容が似ているので、よく混同される方もいらっしゃるかもしれませんが、

互助会は、福利厚生としての面を強く捉えておけば、役割もだんだんと分かってくるようになります。

このような互助会があることで、改めて、福利厚生の手厚さを感じる事ができるでしょう!

普段、何気なく入ってるものですが、事業内容もしっかりしているところが多いので、

使えるものは積極的にどんどん使っていって下さいね!

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