お金を貯めやすい時期は主に4つ!教員はボーナスの意識が重要です!

最終更新日時: 2022年6月25日

こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの山下です。

人生において、預貯金を貯める時期というのは限りがあります。

知らず知らずに貯まっていたという場合もあれば、貯まる時期を軽視して過ごしてしまうと、負担が増える時期に家計が苦しくなるリスクもあります。

今回は、お金を貯めやすい時期・貯めにくい時期というのを分けて貯めやすい時期に何が出来るのかという点も含めて見ていきます。

お金を貯めやすい時期とは?

お金を貯める場合はあれこれ工夫しますが、どうしても貯まらない時期もあれば貯まりやすい時期というのもあります。

その時期を把握しておくことでお金を貯める事に注力する意識が働き、今後家計における負担が増えるであろう時期に備えることも出来ます。

教員はボーナス分に対する意識が重要

なお、貯めやすい時期にはボーナス分をまとめて預貯金や投資等に回すのが一番早いですね。

特に教員の場合は年に二回ボーナスの出る時期がくるため、この時期に出来るだけ貯蓄等に回しておく意識が重要となります。

また、教員のボーナス分については、他の業種と比較して多くもらいやすい面もあるため、より効率的に活用していきたいところ。

そのためには月々の収入から積み立て分を確保しつつ、プラスでボーナス分をいつも以上に貯蓄等に回す意識があると良いでしょう。

なお、預貯金を含めたボーナスに関する使い方についてはこちらの記事にまとめていますのであわせてご覧くださいね↓

教員の正しいボーナスの使い方とは?使う順番が大事です!

2019年9月15日

主な4つの貯めやすい時期

貯めやすい時期は主に4つに分けられます。

①就職から結婚するまで

まず1つ目の時期として、

就職から結婚するまで

があげられます。

就職した当初は確かに収入自体は少ないものの、使う分は基本1人のみなので支出分は大きくならず貯めやすい時期と言えます。

しかし、新社会人の頃は交際費や自己投資など、何かと出費等は重なるので出来る範囲で大丈夫。

社会人になって少し落ち着いてきた頃にお金の使い方を始め、周りを見渡す余裕も出てくることからお金の使い方にメリハリをつけて、貯める分はしっかり貯めていくと良いですね。

なお、公立学校の教員の場合は財形貯蓄制度があったり、私学共済に加入する教員についても積立貯金制度が用意されているため、それぞれ自然に任せる仕組みをあらかじめ取り入れると後々の手助けになります。

また、平行してiDeCoやつみたてNISA等の検討もして早い段階からスタートするとなお良いでしょう。

②結婚後の二人暮らし

次の2つ目の時期として、

結婚後の二人暮らし

があげられます。

結婚後の二人暮らしの時期が最もお金を貯めやすい時期と言えます。

なぜなら、支出分はそれぞれでも、収入が二馬力になるため増え方が大きくなるからです。

この時期は将来的にどのような家庭を築くのかイメージしながら、貯める分は積極的に貯めていくと良い時期です。

そのため、出来れば結婚後も共働きを継続することで将来への資産形成もしやすくなっていくと言えます。

③子どもが産まれてから小学生の時期頃

次の3つ目の時期として、

子どもが産まれてから小学生の時期頃

があげられます。

子どもが産まれてから小学生の時期までは比較的子どもにかかる費用もそこまで大きくならないため、この時期も貯めやすい時期の1つと言えます。

もちろん、幼児期での早期教育を始め小学校受験や中学校受験、私立学校に通わせるといった事情がある場合はこの時期は貯めやすい時期とはなりにくくなりますが、

それでもこの時期は食費もそこまで大きくならないため、貯めていく意識はより重要になります。

④末子の独立後から自身の退職まで

最後の4つ目の時期として、

末子の独立後から自身の退職まで

があげられます。

末子が大学(院)を卒業して家を出ることになれば二人暮らしとなり子どもにかかる費用をはじめとした支出が一気に減ることから、この時期から自身が定年退職するまではお金を貯めやすい時期と言えます。

この時期は定年退職後の老後生活に特化した形で目的を絞って貯蓄をしていくことが可能になるため、上記の4つとは少し性質が異なる時期ですね。

今までは、「教育費用も!」「老後も!」となっていた時期に貯蓄を考えることが多くなるため、貯めやすいとは言え中途半端になりやすい時期です。

ただ、場合によっては、

「定年退職後に家を購入したい」

あるいは、

「リフォームしたい」

といった大きな目標となるものも出てくるため、その場合は老後の生活資金と明確に分けて貯めていく必要があります。

くれぐれも老後の生活資金の一部として家の費用に充てるということがないようにご注意下さい。

貯めにくい時期から逆算して計画を!

今まであげた4つの時期が主にお金を貯めやすい時期と言えますが、裏を返せばそれ以外の時期がお金を貯めにくい時期とも言えます。

例えば、子どもが中学・高校・大学と入学する時期ですね。

この時期は私立学校といった選択肢も増えてきて、且つ育ち盛りのため食費も多くなりやすい時期。

貯めにくい時期には無理に貯蓄に注力せず、老後や学費に向けた積み立て等を淡々とこなしていくだけで大丈夫です。

そのためには、貯めにくい時期に差し掛かる前にコツコツと準備しておく事が何よりも重要となります。

この例で言えば、上記の4つのうちの特に最初の3つの時期が重要となるということですね。

まとめ

今回は、人生において4つの貯めやすい時期を中心に見ていきました。

4つの時期以外の時期に負担が大きくなるため、この貯めやすい時期を意識して過ごすことで自然と貯蓄に注力でき、貯めにくい時期に家計が苦しくなるという状況を未然に防ぐことに繋がります。

ぜひ、今回の4つの時期は押さえておいて下さいね!

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