教員が保険を契約する際に注意すべき4点とは?

最終更新日時: 2021年6月30日

保険の契約をする際、掛け金や保障内容といったものが一番気になる点ですが、

契約するにあたってそれらを含め、最低限注意しておきたいことがあります。

今回は、保険契約時の注意点についてみていきます。

①既存契約の内容を確認をしておく

まず、1つ目にしておくことは、

既存契約の内容をしっかり確認しておくこと

です。

既存契約とは、今まで契約してきた保険内容のことで、現在進行形で保険契約をしているもののことです。

その契約内容を確認しておくことがとても重要であるということなんですが、

「なぜ確認しておくことが重要なのか?」

について、二重保障の回避が大きい理由となります。

二重に保障する契約を回避すべし!

契約の内容をある程度把握しておかないと、

二重の保障

を確保することにつながり、結果的に無駄な保険料の支出につながってしまいます。

例えば、以前に生命保険に加入しており、今回医療保険への加入を検討しているとした場合、

シンプルな医療保障のみであれば良いですが、

「死亡保障が付いた医療保険」

というものに加入してしまうと、死亡保障を余分に確保することになり、余計な出費につながってしまう可能性があるということです。

生命保険で死亡保障を確保しているにも関わらず、さらに医療保険にセットして確保してしまうと保険料が勿体無いですよね。

特に、以前契約した保険がかなり昔となると、保障内容を忘れているということも有り得ます。

よって、新しく保険の契約を検討する場合は、必ず既存の保険契約に関する内容をしっかり確認しておくことが大事になってくるということですね。

②家族と契約内容を共有をしておく

2つ目として、

契約内容は家族と共有しておくこと

です。

つまり、保険の契約内容を本人だけでなく、家族も共有しておくことで、万が一の際にも、保障面における手続きをスムーズに行うことが出来ます。

知らない保険があれば、当然手続きを始めようがないですよね。

預貯金もそうですが、相続等が発生した場合、本人の資産状況を正確に把握していないと、家族が預貯金の解約手続きに奔走することとなり、遺産分割等がスムーズに進まなくなってきます。

それは保険についても同じことです。

本人だけでなく、家族全員で共有しておくことがとても大事になるということですね。

③契約に関する手続きについて

3つ目は、

契約に関する手続きについて

です。

・どこで手続きするか?

・手続きする会社は大丈夫か?

などは、契約後も重要な側面になってきます。

団体保険はそのような点もメリット

教員が保険契約を検討する際、

「初めに教員の周りにある団体保険を検討後、それでも保障額を確保出来なかったり、加入したい保険がない場合に民間保険を考える」

ことが大事であるというのは、以前別の記事でもお伝えしてきました↓

教員向け保険を選ぶ際の大事な考え方と必要保障額について

2019年1月5日

上記の主な理由としては、コスパの良さが大きいですが、

最初から最後まで手続きがしやすい

という点があげられます。

契約当初であれば、学校に定期的にくる保険案内からそのまま加入すればよく、また、変更手続きについても随時くる案内から行うことが出来ます。

解約したい場合も同様ですね。

情報が受動的にくるというのは、心理的な負担も軽くなります。

見直しのしやすさも考えて、職場の団体保険というのはかなり利便性が高いと言えるでしょう!

④教員向け団体保険は退職後も考慮しておく

最後の4つ目は、

団体保険の加入については、退職後も考慮して検討をする

ということです。

定年まで勤めるのを前提に保険加入する方もいれば、事情により、途中退職を視野にして保険に加入する方もいますから、

いずれの場合においても、退職してから保険の契約手続きが継続出来るかどうかというのは重要になってきます。

民間の保険であればそのような懸念はないですが、

「団体保険」

であれば、教員を辞めると保険の解約をしなければならないもの(例えば教職員共済の総合共済など)も当然あります。

教員を辞めて、加入中の保険も解約することとなると、全体的な保険の見直しの必要性が出てきます。

退職しても継続加入なものもあるため、そのようなことも踏まえて、

退職しても継続加入が出きるのかどうかしっかり確認した上で加入の検討をしていきましょう!

まとめ

今回は、保険契約時の注意点についてみていきました。

契約するにあたって、事前に確認しておくことや注意点について、しっかり頭に入れておくことで、無駄な支出を防ぎ、その後の手続きのしやすさにつながっていきます。

特に、教員の場合は団体保険があります。

公立学校であれば、生協の保険や互助会の保険、私立学校であれば、私学共済が出している保険など、各種の団体保険に加入している方も多いはずです。

先々を考慮して上記の注意点を押さえておくと、保険の見直しをするタイミングで手続き面でかかってくる負担等も少しは軽減することができるでしょう。

今回の契約に関する注意点をしっかり押さえて、手続きする際はそれを頭に入れて加入検討して下さいね!

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