地震保険ってどうなの?入った方がいいの?

最終更新日時: 2019年1月13日

ここ数年、地震はどこでも起こりうるものという認識になりつつあります。

研究者でも発生場所の予測が難しい地震ですが、私たちにできることと言えば、いざという時の備えのみです。

備蓄品は家に置くこととして、では、その他、今後起きた時の資金面でどのような対処法があるでしょうか?

この対処法として、「地震保険」がありますが、地震保険はそもそもどのようなもので、私たちは入った方が良いのでしょうか?

その辺りをしっかりみていきたいと思います!

地震保険とは?

地震保険は、その名の通り、地震に備えるための保険です。

具体的には、地震、噴火、津波や地震による火災、それによる損害や流失による損害、地震によって火災が延焼・拡大したことによる損害に対して補償を行います。

損害保険会社が販売していますが、実は単体で地震保険というものはありません。

火災保険に付帯してつけるもので、火災保険と一緒に加入しなければならないということです。

補償対象は、居住用の建物と、その建物内にある家財類です。

付帯としてなので、必ず付けるものではありません。

付けないとなると、家の損壊は火災により起こるものか、地震により起こるものかで、保険金の有無が変わってきます。

付帯で付けた方が良いようにも見えますが、地震の発生率は全国的には高いものの、

「自分の住んでいる地域で起こる確率は高いか?」

と言われれば、よく分からないというのが本音ではないでしょうか?

火災は、常に火を使う家庭も多いので、リスクとして付きものです。

地震についてはどうしても確率論の話になるので、要るか要らないかの議論になってきてしまうという事ですね。

地震保険加入について

メリット

地震保険に加入することでどのようなメリットがあるでしょうか?

以下挙げてみます。

○精神的に安心する。

○大切な家が、どちらにせよなくなったときも資金面で何とかなる。

○地震だけでなく、それによって起こる津波も補償内容となる。

○地震によって家が火事になっても、火災保険だけでは適用されない。地震保険に入っていれば、地震による火災に対しても適用される。

デメリット

○自分の住んでいる地域では、地震が起きないかもしれない。

○地震保険を付帯としてつけるので、当然に火災保険料は高くなる。

以上、メリット、デメリットをあげてみました。

よく勘違いされる点としては、メリットにあげた地震による火災に対しても対応がきくという事です。

これは、注意しなければならない点でもありますが、通常の火災保険だけでは、全ての火災に対応しているわけではないという事です。

地震によって火災が起こる可能性は十分ありますが、その場合、地震保険の対象になってしまうので、

地震保険に加入していなければ、同じ火災でも保険金が支払われないのです。

せっかく火災保険に加入しているのに、地震による火災で家が焼失しても保険金が支払われないというのは、とても残念な気持ちになってしまいますよね。

保険は認識のズレを見直すことが大事

認識のズレというのは、保険金支払いの際に非常に多いです。

上記に挙げた火災保険にかかわらず、その他の保険に関しても、

「何が対象になって、何が対象外なのか?」

という点をしっかり確認した上で契約することをお勧めします。

今まで掛金を支払ってきたのに、保険金がおりないという状況が一番辛いです。

そのような状況は、最初の確認で防ぐことができるものです。

火災保険に加入する際も、地震保険について十分検討するだけで全く変わってきますので、その点にしっかり注意してもらえればと思います。

地震保険には入った方がいいの?

地震保険については、必ずしも入らなければならないものではありません。

しかし、近年地震が頻発しており、今年になっても、北海道の胆振地方で震度7の地震が起きています。

決して人ごとではないですし、地震はどこでも起こりうるという状況を示しています。

この地震保険は、先ほどご説明した付帯としてつけるものであるという事です。

そのため、保険料としては、年に1万円弱火災保険にプラスすれば地震保険として備える事が可能です。

単体で販売しているわけではありませんので、年に数万円も保険料が異なってくるということもありません。

そう考えると、例えば、家の近くが断層帯に近かったり、地震が起こるであろうと予測されている地域に住んでいる方は、火災保険と一緒に入った方が安心でしょう。

1年1万円弱払えば安心という材料を買うことができると考えたら、人によっては安いかもしれません。

まずは火災保険の確認!

家やマンションをお持ちで、地震保険に加入しておらず、加入を検討される場合は、まず、今加入している火災保険の確認をする必要があります。

付帯については、途中でも見直しが出来ますので、火災保険に地震保険を付けたいということであれば、火災保険の加入会社に連絡して、対応してもらう流れになると思います。

もし、これから家やマンションを買われる方は、火災保険の加入をする際に、合わせて地震保険も一緒につけることを検討してもらえればと思います。

まとめ

昔から、日本は地震大国でしたが、近年はより一層その様相が強くなってきている印象です。

地震は、突然起こるものですので、私たちでできる最低限の備えはしておきましょう!

さらに、資金面でも不安がないように、火災保険にプラスして地震保険を付けるのも1つの備え方になります。

地震保険を付けるか付けないかも大事ですが、まずは地震への備えに危機管理意識を持っていただき、備蓄品を整えることが先決です。

その後、必要と感じれば付帯加入の手続きを進めていってほしいと思います!

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