最終更新日時： 2020年9月22日
保険に加入する時期によって、
いわゆる、
「お宝保険」
と言いますが、
その保険については慎重に扱う必要がある保険です。
今回は、このお宝保険について見ていきます。
お宝保険とは？
お宝保険とは、
「貯蓄型の保険で、予定利率が高利率な保険商品のこと」
を指します。
現在と比べて、
運用益の増え方もとても大きくなります。
そのため、
貯蓄型保険の種類について
貯蓄型保険の種類については、
・個人年金保険
・終身保険
・学資保険
などがあります。
このように、保険で積み立てながら、
貯蓄型保険については、以前にまとめた記事がありますので、こちらもあわせてご覧ください↓
加入時期の確認を！
そこで、貯蓄型の保険に加入している方は、
その高利率が続くのが、平成11年3月までなので、
それ以前に契約した方は、
特に、平成元年前後は、利率で言うと６%
現在(約１%前後)
今でいう投資信託にも全く負けていない、
このような保険について解約する場合は、
保険解約時の受け取り方に注意！
このようなお宝保険については、
なぜなら、
「受け取り方で、かかる税金が変わってくるから」
なんです。
まず、保険金を受け取る場合、
この税金について、
その受け取り方は、
「一時金」
として受け取るという方法です。
例えば、個人年金保険のような年金のために備える保険だと、
これを、一時金として受け取る、つまり
「一括」
で受け取る事で、
このような違いが出てくる理由の一つが、
「課税方法」
です。
年金形式で受け取ると、
「雑所得」
となり、
一時金として受け取ると、
「一時所得」
となります。
このように、
この場合、上記の考え方で行くと、一時所得の方が課税計算する際に少し緩やかになっていることから、
一時所得として計算した方が、税額を少しでも抑えることができるということです。
細かい計算については省略しますが、
契約者と受取人の関係にも注意！
今までお伝えした内容は、
しかし、保険は本人が受け取るだけではないですよね。
個人年金保険の場合、
そうすると、
「贈与する」
という形になり、今度は、
「贈与税」
の対象となります。
贈与税については、基礎控除として年間１１０万円まで非課税になっていますが、
贈与税は他の税金と比べて高い利率となっているため、受取人が異なる際は
この辺りを十分注意する必要があります。
まとめ
今回はお宝保険について見ていきました。
お宝保険については、安易に解約しないことがまず一番ですね。
解約を検討している方は、
あわせて予定利率も見て判断していくと良いでしょう。
ちょうどタイミング良く加入できた保険については、
下記のメルマガでもお話しています↓
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