最終更新日時: 2024年6月9日
任意で保険商品に加入すると、月々の支払い額がまず気になりますよね。
その決まり方の多くは、年齢等によって決まってくるわけなんですが、
他にも、ケースバイケースで保険料を値引きする方法があります。
どのようにすれば月々の保険料を低く抑える事が出来るのでしょうか?
今回は、出来るだけ月々の保険料を安く抑える為の方法について見ていきたいと思います。
保険料計算について
そもそも、生命保険等を始めとした保険商品の加入は、
「万が一のとき」
のときのために、給付を受け取る事ができるようにしておき、
経済的リスクを避けるためのとても大切な手段と言えます。
保険会社の保険料に関する詳しい話はここでは避けますが、
保険会社が保険料を支払うための費用や保険会社が保険事業を行なっていく上で、
必要となる経費等が諸々合わさった合計額と対等になるように、保険料の金額も設定されています。
保険料を安くするために
ただ、保険料は保険会社ごとに差がつきにくいため、近年では、保険料を値引き出来るような商品も作っています。
保険商品も出来るだけ安く加入したいですよね!
以下、保険料を低く抑えるための方法について列挙してみます。
①健康であること
まずは健康であることですね。
一見当たり前のように見えますが、告知義務がある以上、出来る限り引っかからないような状況を作る事で、
保険にも加入しやすく、保険料も割引してくれる商品があります。
例えば、BMI数値や血圧数値など、保険会社が定める規定値を満たす事で、保険料の割り引きを行ってくれるという事なんです。
また、裏を返すと、
「告知義務に引っかかると、保険料が上がってしまったり、場合によっては加入できない」
という状況を生んでしまいます。
そういった状況は出来るだけ避けたいですが、だからといって、自分の既往歴を隠して保険加入をする事は告知義務違反になり、
絶対行なってはいけない行為ですので、この辺りは安易に考えないように注意しなければなりません。
既往歴をしっかり示して、その中でもない場合であれば、保険料も低く抑える事が出来るということですね。
②タバコを吸わない
2番目はタバコを吸わないという事ですね。
タバコを吸うとそれだけ健康リスクが上がるわけですが、タバコを吸わないというだけで、保険料を安くしてくれる保険会社も多いです。
近年では、タバコを避ける人も増えてきたので、そのように優遇措置を取る保険会社も増えてきました。
検討する保険商品があれば、非喫煙者に対する優遇がないかどうか確認してみると良いですね!
ちなみに、非喫煙者として認定されるためには、
「過去1年もしくは2年、タバコを吸っていない」
という方が対象になるので、
「昨日まで吸ってたけど、今日から禁煙する」
という事は出来ないということですね。
③加入後も健康体を維持する努力をする
3つ目は加入後の話になりますが、加入後に自らの健康体を維持するような取り組みを行えば、
保険料金を割り引きしてくれるというものがあります。
いわゆる、
「健康増進型」
というものですが、保険を契約した後に、健康診断の結果を提出したり、健康に関する維持活動を行っているという事が認められれば、
保険料の割り引きを受けることが出来ます。
例えば、上の話とも繋がってきますが、BMI指数が改善した等は分かりやすいですよね。
いずれにしろ、上記3つとも、自らの身体に気を使えば使うほど保険料もどんどん下がっていくということですね。
保険会社としても、出来る限り保険加入者には健康体で加入してほしいという思いがあるので、
そういった保険会社の意図に沿うことで、保険料も安く抑える事ができ、今後ますます我々の取り組みも大事になっていくということですね。
④割戻金
割戻金というのは、一般の保険商品にはなく、
「共済保険」
に存在するものです。
割り引きというよりは、共済保険ならではの特徴だと言えます。
共済保険は、互助精神に基づいて運営されているわけですが、
その運営上、利益が余ればその分を割戻金として加入契約者に一定額のお金をお返しをしてくれるというとてもありがたい仕組みです。
返してくれるというのは、自らが支払っていた保険料が余分になり、結果的に超過額が返ってくるようなイメージになります。
ですので、割戻金を計算すると、例えば、月々2,000円支払っている共済保険でも、
割戻金を計算するとトータルで月1,500円程度になったり、とにかく保険料を抑えるという目的でも、共済保険はとても割安であると言えます。
ちなみに、割戻金をはじめとした共済保険については、下記の記事にもまとめていますのであわせてご覧くださいね!
まとめ
今回は、保険料を出来るだけ割安にして加入することができるように、割り引きに関することを列挙してみました。
保険料は、各保険会社によってそこまで差がないため、
その差を少しでも付けるためにも、今回取り上げた要素はかなり大事なポイントになってきます。
もちろん、ネット専用の保険会社等であればある程度割安になりますが、
リアルも伴う民間の保険会社まで考慮すると、
なかなか割安に設定して加入するのは容易ではないです。
今後、保険商品に加入する際は、上記のような優遇措置がないかしっかり確認しつつ、
自身が健康体であれば積極的にアピールして、保険料を出来るだけ抑えて加入しましょう!
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