教員の育休期間中や復帰明けにおける積み立てについて

最終更新日時: 2022年2月13日

教員において、育休期間中や復帰明けという環境は世帯収入が安定しないため色々と不安な面が大きいです。

特に、子どもが2人目、3人目となるとそれぞれに応じた資金準備を計画していく必要があるので、より計画的に実行していく必要があります。

今回は、教員が育休期間中、もしくは育休復帰後においてどのように積み立てを行っていけばいいのかという点について見ていきます。

育休期間中について

教員が育休期間に入ると、大きなイメージとして、基本的には1年目に基本給の3分の2程度の収入があり、最長3年目まで休業することが可能になります。

その場合、例えば2年目以降はその期間は配偶者の継続的収入が頼りになってきますが、支出だけに気を取られずに、あわせて将来に向けた貯蓄計画を行うことも重要になってきます。

この辺りは、以前育休に関する記事(育休中の社会保険の免除等)をまとめていますのであわせてご覧くださいね↓

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育休期間中の積み立てについて

そこで、まず考えることとして、

将来に向けた積み立て

があげられます。

これは、子どもの積み立てに限らず、自分自身の積み立てもあわせてということですね。

育休期間中においては収入が不安定になるため、将来における積み立てについてはより慎重に計画していく必要があります。

子どもの積み立て方法について

子どもが産まれた場合、積み立てについて一番に考える方が多いと思いますが、その積み立てにおいて、

方法や手段

について悩まれる方も多いです。

昔であれば、候補として学資保険がすぐにあがってきましたが、現在は低金利状態もあり学資保険で掛けるメリットも薄らいできました。

そこで、

銀行による積み立て

や、

ジュニアNISA

等の専用の積み立てで計画を立てる方も増えてきています。

銀行による積み立ても低金利状態ではありますが、自動積立ということもあり多忙な教員にとってみれば手軽さとして重宝される側面があり、

また、ジュニアNISAにおいては2023年に廃止されるものの、廃止決定と同時に払い出しの自由度が増えたため使い勝手の良さより始める方も増えてきました。

積み立てる手段というのはいくつかありますが、現状無理して学資保険によって積み立てをしていくという方法も現実的ではなくなってきているため、あらゆる方法を組み合わせて積み立てを行っていく方法がいいですね。

まずは低額よりスタートするのがよい

いずれの手段や方法を検討したとしても、育休期間中というのは収入が安定しない時期には変わりないため、家計の収支がギリギリの場合は低額でも良いので少しずつ始めていくのが良いですね。

例えば、老後に向けて自分自身の積み立てもしている場合は、毎月の積み立て一部分を子どもの積み立てに回していくのも良いでしょう。

結果的にはプラスマイナスは変わらないので、育休復帰後に世帯収入が安定してきたら自分自身の積み立て分を元に戻したり、増やせるなら増やしていっても良いですよね!

育休復帰後の積み立てについて

育休期間が明けてしばらくの場合、職場に慣れるために時短勤務を選ばれる方も多いです。

そのような場合も収入が依然として安定しないため、時短勤務が解消されるまで積み立てについては低額を維持したままにしておくと良いですね。

低額な状態をずっと継続するわけではなく、夏休みや冬休みといった長期の休暇期間において少し時間が空いた時にでも、計画的に積み立てる額の増減をしていくと理想的ですね。

貯蓄は大事だけど無理はしない!

将来に向けた貯蓄計画というのは非常に重要なものですが、やみくもに多く貯蓄するのも家計に影響を与えるため良くないです。

その時々の家計状況において積み立て額を減らしたり、あるいは増やしたりするのが一番ですが、仕事が多忙で気を回せないという方がほとんどなので、貯蓄する場合は無理のない範囲でまずは低額よりスタートさせていくと良いでしょう。

まとめ

今回は育休期間中や復帰明けにおける積み立ての考え方について見ていきました。

積み立ては自動的にされるため、子育て世帯においては非常に重要なツールとなりますが、

子どもが増えるとその分積み立て額も多くなり家計への負担も増すため、全体的な家計収支の状況をしっかり捉える必要があります。

ライフプランのご相談でも多いですが、

「月○万円積み立てすれば良いのか?」

というのは、現在の世帯収支に大きく左右されます。

まずは、現在の家計収支をしっかり整理して、いくらまでなら貯蓄が出来るかという点はしっかり確認しておいて下さいね!

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