住宅ローン等の諸費用が低いネット銀行は使ってますか?

最終更新日時: 2021年5月7日

ネット銀行はお持ちでしょうか?

銀行口座は近くの銀行のものしか持ってないという方も多いと思いますが、

ネット銀行の口座は一つもっているだけでとても生活が便利になります。

ネット銀行はどのような点で便利なのか見ていきたいと思います。

現在のネット銀行について

ネット銀行と言えば、インターネット上の銀行をイメージすると思われますが、

店舗を構えてネット銀行同等のサービスを提供している銀行もネット銀行のひとつとして含みます。

今、ネット銀行と呼ばれる銀行で有名なものとして、

ソニー銀行、イオン銀行、住信SBIネット銀行、ジャパンネット銀行、新生銀行

などがあります。

新生銀行などは、特に店舗型ではあるものの、

ネット銀行として提供しているサービスが充実していることもあり、使い勝手の良い銀行として知られています。

ネット銀行口座を持つ利点とは?

ネット銀行を持つと、どのような利点があるのでしょうか。

そのあたりをデメリットと比較してみていきたいと思います。

ネット銀行のメリット

・預金金利が高い

・ATMの引き出し利用時に手数料が無料、もしくは月の回数制限による無料

・振込手数料が無料、もしくは月の回数制限による無料

・イオンならWAONポイント、新生銀行ならTポイントというようにポイントが貯められる。

・コンビニATMでの利用がしやすい

ネット銀行のデメリット

・基本的に実店舗がないので、相談事は電話が中心になる。

・対面型ではないので、多少なりとも不安感が出てくる。

以上、比較して見てみると、ネット銀行はリアルな店舗が基本的にないので、

そのような面から多少なりとも不安要素があると言えます。

反面、別にそのような点は気にしないという事であれば、むしろメリットの方が大きいと言えます。

普通の銀行と違いが生み出せるわけ?

なぜ、このように金利が優遇され、手数料も抑えられているのでしょうか?

これは、実店舗を持たないことでコストカットを図り、

その浮いた分を私たちがよく使うATMでの引き出しや振込み手数料に回すことで、無料化を実現し、私たちの利便性をあげてくれているんですね。

今現在は、銀行にお金を預けていても、普通預金の金利は0.001%が目安です。

これは、100万円預けても10円しか預金としての利息をもらえないことになります。

反対に、上記挙げたネット銀行も、目安となる金利は同じになりますが、

例えば、イオン銀行のクレジットカードである、

「イオンカードセレクト」をセットでもち、ステージの条件を満たすと、「0.10%」という金利になります。

つまり、100万円預けた場合は、1年で1,000円もの利息がもらえることになります。

ネット銀行も、出来るだけお客さんと長く取引を続けたいので、各銀行さまざまなやり方でサービスを提供しているということなんですね。

ネット銀行だけではない、ステージ制度の活用!

ここは少し余談ですが、先程、イオンカードの話の際に会員ステージの話をしました。

近年は、多くの銀行が段階的な会員ステージを設けて、預金残高や借り入れなどに応じて、

銀行との取引が多いお客さんほど優遇を図っていくというやり方をとっています。

つまり、深く付き合うお客さんほど、様々な会員特典を受けられるという流れになっているんですね。

例えば、取引残高が多いお客さんほど、ATMの手数料制限を解除したり、ローンを組む際は低い利率で貸し出したりと工夫はさまざま。

今、手元にお持ちの銀行口座でこのような優遇制度がありましたら、今一度確認してみて下さいね!

ネット銀行で住宅ローンも!

ネット銀行は、金利や手数料優遇だけにとどまらず、他の金融商品もしっかりしています。

代表的なものが「住宅ローン」です。

住宅ローンは、今現在は低金利状態となっており、もともと低金利が売りのネット銀行であっただけに、今はさほど目立たない状況になっています。

しかし、もともと低金利で出せるという魅力を持っていることは事実ですので、

万が一これから金利上昇の流れになったとしても、比較的金利を抑えた形でローンが組めるとも考えられます。

この住宅ローンにはメリット・デメリットそれぞれあるので比較してみていきます。

ネット銀行住宅ローンのメリット

・ネットだけで申し込みが完結する。(対面契約がない)。

・住宅ローン諸費用が相対的に安い。

・住宅ローン諸費用が安いので、実質金利(表面金利だけでなく諸費用も足したときに、元本にプラスして払わないといけない金額を利率で示したもの)が下がり、やはり相対的に見て安く組める。

ネット銀行住宅ローンのデメリット

・対面型ではないので、顔を合わせないことによる不安感がある。(もちろん、ネット銀行でも店舗を構えているところはある)

・契約や返済計画等の相談は電話が中心になってしまう。

・融資額の審査をするにあたって、年収などの基準が少し高い。(ネットで完結するという簡単な側面があるので、条件を厳しくしている)

以上、メリット、デメリットそれぞれ挙げてみましたが、

メリットという点でいえば、やはり相対的に見て安く住宅ローンが組みやすくなるということですね。

もちろん、すべてのネット銀行がそうではないのですが、

銀行側は店舗や通帳という物質的なものに対する費用がないので、

その分住宅ローンの諸費用関係を抑えることができる仕組みを作っています。

住宅ローンを組む際の金利と違う「実質金利」とは?

ここで一つ注意する点として、上記メリットの方で列挙した「実質金利」という言葉です。

これは、通常の金利と異なり、この部分を見ていくことで、トータルの支払総額が見えてきます。

つまり、単に金利というと、そのまま住宅ローンを組む際の利率になりますが、

住宅ローンを組む際の費用はそれだけでなく、他にもいろいろな費用がかかってくるということなんです。

例えば、

「保証会社に担保してもらうために支払う保証料」

や、

「自分の家を担保に入れる際に発生する登記費用」

などがあります。

また、銀行に払う事務手数料などもあり、すべてローンを組んで支払うという運びになります。

これをもろもろ足すと、

諸費用だけで100~200万円近く

かかり、金利しか見ていないとこんなにかかる諸費用を考えずにローンを組んでしまうことになります。

この諸費用と金利はもちろん別なので、

元本に諸費用を足し合わせて、払うであろう返済総額を金利という形で引き直したものが実質金利になります。

住宅ローンを比較する際は、単なる金利を見るのではなく、

実質金利

という言葉に着目して調べてみて下さいね!

まとめ

ネット銀行の住宅ローンは、比較的金利や諸費用が安いので、

新規で借り入れるだけでなく、他の銀行から借り換えでローンを組む人も増えてきています。

手軽さも魅力的なので、もし返済金額に悩んでいる場合は、

一度ネット銀行に返済シミュレーションを出してもらうと、月々の返済額が一気に下がる可能性も出てきます。

住宅ローンだけでなく、今後資産運用や勉強をしていきたいということであれば、

よりネット銀行の強みが生きてきますので、一つ口座を作るだけでも生活上の利便性が増すことにつながります。

上記挙げたネット銀行を中心に、口座開設をぜひ検討してみて下さいね!

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