借金に悩まないようにするには?借金との付き合い方について!

最終更新日時: 2024年6月9日

こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの山下です。

借金と聞くとあまりイメージはよくありませんが、借りる事にはなかなか抵抗を感じる人もいれば、借金を上手く使ってる人もいます。

どのような借金が良いのでしょうか?

借金の良し悪し

借金は基本マイナスイメージです。

お金を借りるという事自体が良くないと思われるので、周囲の目を気にしたり、世間でも借金自体を否定してしまう風潮になりがちです。

しかし、借金は良いものと悪いものがあり、その区別を明確にするだけで生活していく上でも上手に付き合って行くことができます。

良い面

借金の良い面は、工面できるお金がないから、銀行などからお金を借りて生活する事ができるというとてもありがたい面があるということです。

例えば、車を買う時に、一括で払うと貯金が底をついて生活が苦しくなるから、お金を借りながら車の購入分の借金を返済していくなど。

車に乗りながら、車の購入金額を少しずつ返済していけるというのは我々にとってみたらとてもありがたい事ですよね。

なぜなら、完全に自分のお金で払っていないのに車に乗ることができるからです。

これは、借金、つまりお金を貸してくれる相手がいるということであり、相手にはその借りているお礼として利息を払っているんです。

悪い面

借金で注意しなければならないのは、この悪い側面をしっかり見分けなければならない事です。

借金の悪い面とは、あまりにも利率が高くて私たちにとって借りている事がマイナスに働き過ぎるものが存在するという事です。

その代表格が、クレジットカードのキャッシングやリボ払いと言ったもの。

詳しくはこちらの記事でご確認下さい。

クレジットカードは今や1人1枚は持っている、非常に身近なカードです。

これを使って借りるという行為は、よほど計画的な人でない限り控えるべきもの。

なせなら、先程申し上げた通り高い利率として借入を促しているからです。

高いものでは、利率が約15%近くまで上がるため、住宅ローンやマイカーローンなどと比べるとその差は歴然です。

借金の悪い面とは、まさにこのような高利率の商品が存在するという事なのです。

借金は時に必要なもの

ただ、借金は我々にとって必要なものです。

会社を立ち上げる時の運転資金として、銀行から借り入れるというのが一番分かりやすいですが、日常生活でイメージしやすいものは大きな買い物である家の購入時の借り入れです。

先程車の例をあげましたが、車は人によっては手元にある資金で払える人もいますが、家を一括で買える人はなかなかいないですよね。

その時に、住宅ローンという借入手段が必要となり、私たちにとって一番身近な借金の1つといえます。

住宅ローンがあるから家に住みながら借金を返済していく事ができ、生活していくために欠かせない手段でもあるのです。

借金と上手に付き合っていくためには?

借金と上手く付き合っていくためには、良い面と悪い面をしっかり見分けて、借金をしているという自覚を持って計画的に返済していく事にあります。

悪い面の方でクレジットカード関連を挙げましたが、特にクレジットカードのキャッシングやリボ払いといったものは、利率をあまり気にすることなく便利だからという理由で利用される方もいます。

しかし、あまりにも負担の重い利率は無駄な出費の1つになり、

借り入れのための借り入れ

という負のスパイラルのリスクもあります。

よほどのことがない限り、手を出さないという認識を持つ事が大切。

また、良い面であげた車のローンでも、あまりにも身近なものすぎて借金をしているという感覚が薄くなる側面を持っています。

借り入れをする際は、しっかりシミュレーションをして借金をするという自覚を持つ事が大切ですね。

私は、以前、仕事柄で不動産の登記簿謄本を数多くみていたのですが、ちょくちょく目にするのが「差押え」と「競売開始決定」という言葉です。

よく見聞きすることがある言葉ですが、結局住宅ローンが払えなくなって貸し手側からの申立てにより、家を売られてしまうという事態になり、強制的に金銭回収をされてしまうという事です。

「自分が差押えなんて」と思われるかもしれませんが、

現実的にあちこちで行われているもので、決して特別なものではありません。

それぐらい、住宅ローンが支払えなくなって行き詰まるという状況は、どこでも起こりうる事です。

ただ、借り入れる前、もしくは、収入の変化に応じて随時借り入れの見直しをしっかり行っておけば、すぐすぐそのような事態になる事はないので返済計画は特に大事にしていきましょう!

まとめ

借金の良い面、悪い面を見てきましたが、その区別をしっかりつけて上手に付き合っていく事が大事です。

借り入れについては、自ら情報収集やある程度勉強をしていかないと、貸し手側が常に主導権を握る形になり、私たちはそれに従うしかないような状況になってしまいます。

そうならないように、高い利率のものには手を出さないこと、また収入に見合った返済が出来るか、しっかり借り入れ前に返済計画を立てることが何よりも重要になってきます。

そうすることで、貸し手側とも対等に向き合っていく事ができるんですね。

ぜひ、賢い借金が出来るように、日頃からお金の使い方には気を配ってみて下さいね!

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