老後破産にならないために働く世代がすべきこと?

最終更新日時: 2018年9月12日

近年、老後破産や下流老人などの造語が言われるようになりました。

これは、老後にお金が足りなくなって破産間際に追い込まれたり、独居老人を中心に老後の生活が苦しくなることを指しますが、なぜこのような事態になるのでしょうか?

その原因と対策をみていきたいと思います。

老後破産の原因

老後破産になる理由は何でしょうか?

この問題については、今の収入状況はあまり関係ありません。

収入が低くくても、老後に向けた貯蓄をしっかりしていれば、老後破産になるリスクを抑えられ、逆に高収入で何も計画を立ててない場合は、そのリスクも上がります。

考えられる原因を列挙してみます。

①金銭感覚のズレ

②見栄

③医療費の増加

④老後も住宅ローン等が残っている

いずれも、身近な原因ですね。

金銭感覚のズレ

①の金銭感覚のズレは、修正が出来ずに生活をしてしまっているという事です。

働いている時代に身に付いた生活のまま過ごすと、お金ばかりが出て行く状況。

老後になって、収入がなくなる生活に見合ったお金の使い方が出来ずにそのまま貧困状態へという流れは誰しもリスクがあると言えますね。

見栄

②については、昔気質な感じで、特に高齢男性に多い、他人の世話にはならないという考え方です。

女性の場合は、危機感を感じたり、不安要素があれば役所の生活相談窓口に足を運ぶ人が多いので、早めに対策を取れる方が多いです。

反面、男性は足を運んだりして事前対策を取るという人が逆に少ないので、老後破産で女性より男性が多いのもこのような理由が挙げられると思います。

医療費の増加

③は、病気による通院や入院などの医療費の増加です。

高齢になる程、病気になるリスクは上がりますが、高齢になると保険にも入りにくくなりますので、より医療費の重さが増してくると言えます。

住宅ローン等が残っている

最後の④は、老後にまで住宅ローンなどの借金がある状態です。

収入は減るけど、ローンの返済額に変わりがないとなると、月々の支出が増えてしまいます。

理想的なのは、定年と同時に完済ですが、難しいのが現実ですよね。。

例えば、ローンを35年フルで契約すると、35歳で買っても70歳での完済になります。

住宅ローンを組む際に、老後の生活に及びそうな場合は、働き続ける事も念頭に、慎重に組む必要があります。

老後破産にならないようにするためには?

老後の生活をイメージする!

老後の生活をイメージしてみることがまず第一です!

働いてる世代は、特に老後のことまで考えが及ばないかもしれません。

しかし、老後に対する計画は早いに越したことはないので、どのような老後生活を送りたいのか、具体的にイメージしてみると良いと思います。

例えば、一日自分の好きな事に時間を使う生活を送るのか、毎月旅行する日々を送るのか、定年は考えずに働き続ける生活を送るのか、イメージする形は様々です。

意識するだけで、働いている現時点での生活の過ごし方も変わってくるでしょう。

老後の生活に備えて貯蓄などをしっかりしておく!

これが何より大事です。

特に、上記の原因で列挙した④について該当する人は、ローンを見越した貯蓄をしていく必要があります。

退職金をあてにしてもいいですが、金額が定まらない間は、備えるに越したことはありません。

退職金が少ないケースも十分ありうるので、出来る限り、返済に備えた貯蓄をしていく必要があります。

また、年金の上乗せになるイデコや個人年金保険、自営業であれば小規模共済制度を上手く利用して、出来る限りの手を打つ事が大切です。

元気なうちは働く!

まだ身体が元気なうちは、働き口を見つけて収入を増やす事も大事です。

むしろ、家にいるより外に出る方が身体を動かす事にもつながり、健康面でプラスになる事もあります。

退職した後に働き口を見つけておくか、もしくはセカンドキャリアを考えて資格をとっておくなど、選択肢は幅広いです。

今は、昔より再雇用されやすい時代にもなっているので、定年後も働く事前提で考えれば、老後破産を回避するリスクはぐっと上がるはずです。

まとめ

老後破産について取り上げてみましたが、老後の生活を考えるのは、30代、40代から考えても早すぎることはありません。

むしろ、この年代から考えることで、自分の年金に対する意識もあがり、個人年金保険やイデコに加入したりして、老後の生活に備えたり出来ます。

何事も早いに越したことはないので、老後の生活に対する不安要素を少しでも解消出来るように、日々考えながら、ぜひ上記を参考にして備えて下さい。

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