最終更新日時: 2024年6月9日
海外旅行保険をご存知でしょうか?
海外旅行に行く場合、万が一旅行先で怪我や病気で病院に行くことになっても、保険が効きません。
それでは病院代が凄いことになりますね。
そこで出てくるのが、海外旅行保険です。
具体的にどのような保険なのでしょうか?
詳しくみていきたいと思います!
海外旅行保険とは?
海外旅行保険は、海外旅行な行く際に、旅行先でのトラブルに備えるための保険です。
冒頭で取り上げた怪我や病気の他、持ち物の盗難や破損などに備えるものですね。
特に、海外は、日本以上に治安が悪いところの方が多いので、持ち物の盗難などには細心の注意をしなければなりません。
それでも、万が一、トラブルに巻き込まれた場合に対応できるのが、この海外旅行保険です。
具体的内容について
海外旅行保険の具体的内容については大きく次のものを補償します。
○怪我や病気
病気や怪我については、その名の通りですね。
これのリスクはかなり高いです。
理由は様々ありますが、食事が合わないことによる病気や、交通事情が違う、ひったくりに遭うなどで怪我を負ったりする事です。
特に、ひったくりに遭う事はどの国でも起こりうことで、これにより強奪に近い形だと、自らが転倒して怪我を負うリスクが高まります。
最悪の場合、相手が拳銃を持っている事もありますので、
とにかく日本とは事情が違うことを認識した上で、万が一のことは常に頭に入れておかなければなりません。
ちなみに、治療費用も含めて、後遺障害や死亡時にも払われ、さらに、家族が現地に向かう渡航費用などもこれに含まれます。
○携行品の損害・盗難
携行品の損害や盗難もよくあるものです。
上記でも説明しましたが、海外はスリが横行しているため、ひったくりによる盗難リスクは常にあります。
上記のように怪我まで付いてきたらたまりません。
怪我を負わなければ不幸中の幸いとなりますが、この盗難リスクは治安が良くない国に行くほど高まります。
また、携行品の損害については、あまり海外旅行をされない方はイメージしにくいかもしれませんが、
航空機に預ける際のトランクケースは、扱いが非常に粗悪です。
移送中に中身の盗難にあったり、到着と同時に深い傷が付いていることもあるなど、
日本と異なり、預けた後のリスクも考えておかなければなりません。
○航空機の遅延等トラブル
海外での航空機の遅延トラブルは日常茶飯事です。
私も、以前海外の空港先で、指定された搭乗ゲート先で待っていましたが、待てど暮らせど来ず、
おかしいと思い電光掲示板を見ると、直前になって搭乗ゲートが変更されていました。
その上、1時間以上待たされる事もザラにあるため、その時は旅行だからよかったものの、
ビジネスでの時間単位で考えると、このトラブルはかなり堪えます。。
帰国後の仕事を考えた場合は、この航空機トラブルには十分注意してくださいね!
○他人へ危害を加えてしまったことによる損害賠償請求を受けたとき
旅行先の現地の人などに対して、誤って怪我を負わせてしまったりした場合に、支払請求をされるリスクに対するものです。
日本と異なり、アメリカなどの訴訟国家はすぐ裁判沙汰になりやすいです。
そのような、損害賠償請求をされた場合のリスクに備えるための補償がこれになります。
基本的に、故意がない限り、誤って相手方に危害を加えるというケースはないと思いますが、
例えば、持っていたトランクケースがぶつかって、相手が転倒し、ひどい重症を負うという場合もなくはないです。
旅行先の色んなリスクに対応するための保険が、海外旅行保険です。
4つ目は少ないと思いますが、特に1〜3番目は十分に起こりうるものなので、これらの補償は非常に大事になってきます。
どのように申し込む?
海外旅行保険による費用は、インターネットで申し込んだ方が安いです。
目安としては、二泊三日だと、1,000円弱、1週間程度はかかる欧米などの遠い旅行で、2,000円〜3,000円の間で収まります。
これがインターネットではない、店舗などでの直接申し込みでやると、インターネットにやる料金の2倍近くの金額になってしまいます。
そう考えると、やはりインターネットで事前に申し込んでおいた方が、非常にコスパが良いということになりますね!
海外旅行保険は、旅行会社経由による店舗販売もありますが、個別でインターネットによる加入の方が良さそうです。
クレジットカードに付帯しているもので代替できる?
クレジットカードには、海外旅行保険が付帯しているサービスもあります。
そのため、これ以外に保険に入る必要はないんじゃない?と考えられますが、
クレジットカードに付帯しているものでは、少し内容が不十分です。
○補償がない
○保険金額が低い
○適用するための条件がある
など、付帯していても使えない状況も大いにあるということです。
ちなみに、適用するための条件とは、カードで旅行代金を決済していないと保険金額がおりないといった場合です。
付帯していても、振込決済や現金決済をしていたら使えないという事なんですね。
クレジットカードの海外旅行保険はかなり限定的になるという事を考えた上で、
しっかりとした補償対策をとる場合は、単体の海外旅行保険に入った方がより万全であると言えるでしょう!
まとめ
今回は、海外旅行時の保険についてみていきました。
何事もなく帰国できることが一番ですが、やはり治安が良くないのは事実です。
そのような事情も踏まえて、海外旅行に行く場合は、それに対する保険が必要不可欠です。
保険に入ることは、海外でのトラブル回避に備える一番の手段になります。
旅行保険に入って、しっかり対策を取れるようにして下さいね!