貯蓄から投資へ向かう時代にすべきこと(公務員・会社員共通)

最終更新日時: 2024年6月9日

一昔前から現在に至るまでも、バブル崩壊後の失われた10年という時代を経過したこともあり、貯蓄を貯める世帯が非常に多くなりました。

そもそも日本国民自体が貯蓄体質なので、みんなが投資という使い方に消極的になっているんですね。

けど、今後、貯蓄から投資に繋げることが大事になってきそうなんです。

今回は、貯蓄から投資への重要性を見ていきたいと思います。

日本国民は貯蓄が好き!

日本の国民は、とても貯蓄が好きな性質を持ってるんですね。

それを象徴するのが、

「個人金融資産が約1,800兆円(2017年現在)」

のうち、約半分を預貯金で持っているという事実。

残りを株式や投資信託、不動産等で細かく持っているわけなんですね。

半分以上も預貯金に回しているという事は、

多くの人が投資より貯蓄をメインに行なっているということです。

まぁ当然といえば当然ですよね。

先行き不透明時代に、貯蓄をせずに投資ばかりするのもリスクがありますし、貯蓄したい心理になるのも自然なものなので。

ただ、約1,000兆円近くが銀行の口座残高に入ったままということを考えたとき、何か勿体ない気がしますよね?

お金が眠ったままだと、経済が活性化しませんし、このご時世、預金金利も期待できませんから、

預金者にとっても、お金を預ける行為時代にメリットがあるわけではないです。

それより、金利の良い債券や投資信託の方がお金を増やすものとしては良いということになりますね。

貯蓄から投資への流れとは?

ただ、ある程度貯蓄が順調に進んだ方が、次に向かうステージとして、

「投資等の資産運用」

があるんですね。

やみくもに、貯蓄をせずに資産運用を中心とした投資ばかりするのは、リスクがあるのでおススメしませんが、

お金が貯まってこの先どう転んでもある程度対処できる方は、その眠っているお金を少しでも動かす事で有効活用出来るんですね。

つまり、資産運用等を行うことは、元本割れというリスクと引き換えに、

「運用をしてお金を増やす」

という側面があるわけです。

これは、貯金以外の運用として、

例えば株式投資や投資信託、国債や地方債への投資、外国通貨や金、不動産投資などあらゆる投資が当てはまります。

このお金を動かすことで、

◯自分のお金を増やす

◯経済を動かす

という大きな2つの効果を得ることができるんです。

イデコはそのためにある!

イデコは、こちらのブログでも紹介していますが、公的年金以外で備える私的年金の方法の1つですよね。

イデコというのは、

「資産運用して年金を増やしながら各自将来のために備えて下さい」

という国の推し奨めがある制度のこと。

つまり、イデコを推奨しているのは国なんですよね。

この背景が、

経済を動かすこと

にあるんです。

公的年金制度に不安を抱えているという側面もありますが、

やはり、少しでもお金を使って経済を動かしながら、年金に備えて欲しいということなんです。

また、最近になって専業主婦(夫)や教員をはじめとした公務員も、上限は低いものの、イデコをすることができるようになりました。

出来るだけ広く使って欲しいので、対象範囲が広がったということですね。

NISA等も同じこと!

これは、並列して考えると、一般NISAやジュニアNISA、つみたてNISAも同じようなことなんですね。

これも、貯蓄するよりはお金を動かしてほしいという国の望みもあり、

その代わり、運用で得た利益は非課税にしますよ!というメリットある制度にしたんです。

つまり、

「運用益や受取時にも非課税になる」

という制度なんです。

何か見返りがないとやる気が起きませんからね。

その見返り制度を作ったのも国ですから、

よほど、国は資産運用等をして欲しい気持ちがあるのでしょう。

ちなみに、運用益が非課税になる事は非常に大きな事なんです。

運用益が出たら、約20%近くは税金で持っていかれるんですね。

非課税制度のあるNISA等はやはり投資を考える上でファーストチョイスに上がってくるものです。

上記のように、貯蓄から投資へと向かう時代に流れが行きつつあるので、

もし、少しでも将来のことを考えるならば、貯蓄だけではない選択肢というものも一度考える時間を作ってみてくださいね!

投資を行うために?

投資の種類は多いです。

どれに手をつければ良いの?となるので、みんな始めようにも始められないわけです。

投資を始めて行う方は、年金も一緒に積み立てられるイデコがまずは一番良いでしょう。

投資初心者にとってみたら、イデコは、

・資産運用ができて、

・同時に年金積立てができて、

・節税にもなる。

という三拍子揃っているわけですから。

NISAも同じぐらい使えます。

ただ、年金の積立てではなく、あくまで単なる積立てと同じですので、

年金も同時に備えたいという事であれば、イデコを優先すべきでしょう。

また、保険等でも運用は出来ますが、資産運用は資産運用として割り切ってした方が成果が出やすいんですね。

「外貨建て保険」等は特に運用商品としての案内が多いものですが、複雑で手数料も高いです。

その辺りをしっかり熟知して加入するのは問題ないですが、やはり資産運用として考える場合は注意する必要があるでしょう。

まとめ

今回は投資等の資産運用についてみていきました。

貯蓄はある程度しなければなりませんが、そこそこ貯まってきましたら、資産運用を視野に入れても良いです。

リスクを恐れるあまり何もしないという事もあるかもしれませんが、

せめてイデコのように年金積立てや節税対策にもなるような制度は積極的に使っていきたいところです。

保険での積み立て等をしている方は、下記のメルマガでも解説していますが、時代が過ぎ行く毎に、価値も段々と減ってきています。

将来のためにも、資産運用は計画的にしてみて下さいね!

↓↓↓↓↓↓下記より詳しく↓↓↓↓↓↓

教員向けの保険についてより詳しく学んでみませんか?