年金のように受け取れる収入保障保険とは?

最終更新日時: 2020年12月20日

生命保険は大きく分けると3種類ほどに分かれますが、

その中で、最も安いのがこの収入保障保険になります。

収入保障保険は、掛け捨て型であり、掛金がかなり低くなることが特徴です。

どのような保険なのか見ていきたいと思います。

収入保障保険とは?

収入保障保険とは、生命保険の1つで、万が一契約者が亡くなった場合に、

それ以後、

年金形式

で受け取る事ができる保険になります。

ですので、同じ生命保険でも、一括受け取りしかない定期保険と比較してもらえれば分かりやすいかもしれません。

特徴について

収入保障保険の主な特徴としては、

・掛け捨て型なので掛金が安い

・年数が経つにつれて、だんだん受け取る保険金額が少なくなっていく。

・一時金だけでなく、年金形式で受け取る事ができる。

・比較的期間が長い(10年〜20年等)

など。

保険期間が終わりに近づくにつれて、この保険の保障額も限りなく低くなっていくということですね。

数年経過すると、子どもへの費用負担もだんだん減るだろうという理由より設計された保険ですが、

場合によっては大学に行く費用などで費用が大きくなる可能性もありますので、その辺りは家計の考え方にもよるでしょう。

いずれにしろ、保障額が下がるため、掛金自体も安い設定になっているということです。

所得補償保険とどう違う?

ここで似ている保険として、

所得補償保険

というものがあります。

これらは似ているようで、内容は全く異なります。

所得補償保険とは、保険契約者が怪我や病気で働けなくなった時に出る保険で、

今回取り上げた収入保障保険は死亡高度障害になった時に家族に出る保険なので、そもそも保険種類が異なるんですね。

収入保障保険は、あくまで生命保険ですので、残された家族のために入る保険です。

対して、収入保障保険は契約者の怪我や病気に対して備えるものなので、役割が変わってきます。

似ているという理由は、毎月の給与のように定期的に受け取る事ができる仕組みになっているため、その点で間違って覚える方が多いかもしれません。

ちなみに、どの程度の保険金がおりるのかと言うと、給与の最大60%が補償され、一定期間収入が確保出来ます。

使い方としては、自営業で収入が途絶えたり、住所ローンの返済中なのに、怪我や病気で仕事ができなくなった時の収入減を補って返済に充てるなど、利便性が高い保険と言えますね!

収入保障保険に向いてる世帯

収入保障保険が向いている世帯はどのような世帯なんでしょうか?

基本的には、特徴から考えれば見えてくると思いますが、

・貯蓄があまりない世帯

・子どもが成長して独立するとお金がいらなくなるよねと考えている世帯

・保険にお金を掛ける余裕がない世帯

・万が一の時、一括ではなく、収入のように年金形式で受け取りたい

などといったことであれば、収入保障保険の加入検討余地が生まれるでしょう。

そもそも、収入保障保険自体の知名度もあまりないので、

最近の生命保険といえば、貯蓄型など、出来るだけ積み立てていきたいと考える終身保険の方が多いかもしれません。

けど、終身保険はもちろん月々の掛金額も高いですし、

苦しい家計事情であれば、保険に1万円も2万円掛ける余裕はないと思います。

そのような時には、生命保険の中で最も安い、

「収入保障保険」

を使う事です。

支払ってもらえる保障額が一定であればまだしも、年々下がるとなると、将来に不安を覚える方もいると思いますが、

貯蓄で備えるよりは、当然保障額の確保をしやすいです。

以前お伝えした保障額が一定で減らないという、

定期保険

というものもありますので、出来るだけ安くで加入したいということであれば、この2つで比較検討してみるのが良いと思います。

収入保障保険を考えなくても良い世帯

もとろん、収入保障保険について、そこまで考えなくてよい世帯もあります。

基本的には、上記の特徴の逆の世帯であれば、生命保険でも終身保険や定期保険という選択肢もあります。

例えば、収入も多く、貯蓄の多い世帯であれば、月々の掛金にもあまり困ることはないですから、

少し掛金の高い定期保険でも良いですし、貯蓄して積み立てていきたいということであれば終身保険でも良いでしょう。

ただ、保険に掛けるお金は必要最低限にしなければならないので、収入が多いからといって安易に高い掛金の保険に入らないように注意して下さいね!

あくまで、

「選択肢として視野に入れる」

という事に過ぎませんので。

まとめ

今回は収入保障保険についてまとめてみました。

生命保険は、特に子育て世帯にとっては欠かすことの出来ないものになりますが、

種類もいくつかあるので、考え方や家計の状況に応じた選択をしていかなければなりません。

そのためにも、やはり家計に余裕がない世帯などは、終身保険のような月々の保険金が高くなるものではなく、

定期保険や今回取り上げた収入保障保険の方が月々の掛金も安くなりますので、家計への負担も軽くなります。

ただ、家計状況だけでなく、その家計に応じた考え方もあるでしょうから、(例えば、掛け捨てではなく、掛けた分をいずれは返して欲しいなど)

加入する際はしっかり話し合ってくださいね!

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