教員の年金の備え方に関する概要について

最終更新日時: 2021年8月31日

2015年に、公務員の年金制度であった共済年金制度から厚生年金制度に統一化されて以降、年金への備え方は全国民が重要視するようになりました。

公務員の皆さんは、普段納めている厚生年金以外に別途対策は取られてますか??

今回は、公務員が別途年金への備え方として可能な方法を考えてみたいと思います。

公務員の年金について

公務員の年金は現在厚生年金ですが、昔は共済年金という、他の企業に勤める会社員とは異なった年金制度をとっていました。

この共済年金は、厚生年金と異なり、保険料の支払い料はほぼ同じであるのに、職域加算というプラスαで受け取る金額が足されていたこともあり、受給額が多くなっていました。

そのため、官民格差が指摘されており、2015年に統一化されて、公務員以外の方にしてみれば、ようやく是正されたと考え、逆に公務員にとってみれば、受け取れるであろう受給額が減るマイナス制度になったわけです。

ですので、公務員も、別途年金を備えなければならない時代に突入していると言えます。

年金の備え方とは?

年金に対しては色々な備え方がありますね。

以下、年金の備え方についてそれぞれ種類を分けてみてみたいと思います。

貯蓄

まずは貯蓄。

みなさん貯蓄されてますか??

普段から、年金を意識した貯蓄は難しいかもしれません。

年金より、まずは目の前の生活資金や、子どもがいれば、その教育費で手一杯ですから。

なかなか、年金のために貯蓄口座を作る人は少ないかもしれません。

そう考えると、年金用の積立として、口座を作成し、年金積立口座として活用している世帯は、とても素晴らしいですね。

貯める事が難しい現代において、地道に年金のための資産作りを計画していると、後々とても楽になります。

個人年金保険

次に個人年金保険が挙げられます。

これは、上記の年金積立口座を作成する以上に、ある意味強制力が働き、必要以上にしなければならないという状況に追い込むことができます。

自分で年金積立口座に手を出さなければ、口座での積立てもいいですが、やはり手元にあると、いつ使ってもいいという感覚になります。

それに対して、個人年金保険は、積立に保険としての役割である死亡保障などもついているので、強制力や、万が一の対策にもなり得ます。

資産形成をする上では、かなりやりやすい方法になってきます。

昔からある方法ですし、保険は運用としての機能も有していますので、定期預金より予定利率として、もらえる利息分も増えます。

年金を別途備えるのであれば、すぐ一番手に上がってきても何らおかしくないでしょう。

個人型確定拠出年金(イデコ)

しかし、個人年金保険が当たり前の時代から、最近はイデコがようやく普及するようになり、こちらが今後の軸になりそうです。

ちなみにイデコはご存知ですか?

私的年金を別途用意しなければならない時代に、政府の財政も厳しい状況から、国が制度として設けた私的年金制度の事です。

公務員は、つい最近まで対象外でしたが、普及に伴い、公務員もイデコを利用することができるようになりました。

具体的には、投資信託や定期預金を使って、年金の運用を個人で行っていくというものです。

たしかに、投資信託などは、リスク変動がありますが、元本確保型として、定期預金という選択肢もありますので、もし、元本割れが怖いということであれば、投資信託をせずに、定期預金だけするという手もあります。

ちなみに、単にこの制度を設けた所で、国としては、利用者が増えないとあまり意味がありません。

せっかく設けた制度なのに、利用者がいないと、単なる持ち腐れのような感じになります。

当然、私たちにメリットがあれば、この制度をどんどん使っていきますよね。

そこで、国としては出来るだけ普及させていきたいので、所得税や住民税を減免出来るような条件をつけて、イデコの加入者を増やそうとしています。

内容としては、掛金全額が所得控除の対象になるという事で、通常年末調整で、加入する保険の申告をする事があると思いますが、それ以上の節税効果が期待できます。

ちなみに、掛金の金額は職業や立場によって異なり、公務員であれば上限の月額1万2000円となっています。

最もイデコが良い!?

イデコの制度は、早ければ早いほど、節税効果を受けながら年金の積立てをする事ができるので、やるなら早いに越したことはありません。

気づいている人は、早くからやっています。

ですので、今後、年金積立てを別途考えているならば、貯蓄や個人年金保険以上に、イデコの利用が最も適切であるといえそうです。

まとめ

今回は、私的年金の備え方について見ていきました。

私的年金は、早ければ早いほど、老後の備えにつながり、かつ、イデコであれば、節税効果も受けることができます。

まさに、一石二鳥ですね!

貯蓄や個人年金保険でも構いませんが、生活に色んなメリットをもたらす効果を総合的に考えれば、イデコが一番良いと考えられるでしょう。

もし、年金の備え方で悩んでいるようでしたら、ぜひ、イデコの活用を考えてみてください!

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