教員がライフプランを作成することでもたらすものとは?

最終更新日時: 2020年4月26日

私自身はファイナンシャルプランナーとして、

教員世帯の方を中心にライフプランの作成に携わっています。

ライフプランというのは、身近にあるものではないので、

少々イメージの湧きづらいものかもしれませんが、

この作成は非常に教員生活に実りあるものをもたらしてくれます。

将来を見通してライフプランを作成する事で、どのような効果をもたらしてくれるのか?についてまとめてみます。

ライフプランとは?

そもそもライフプランとは、

「今の収入や資産、負債、これから発生しうるライフイベントからお金の動きを導き出して、それをグラフをはじめとした図表やシミュレーションをして人生の設計を立てること」

を言います。

また、ライフプランを作成するうえで、重要な節目にあたる結婚や家、車の購入、子どもにかかる教育費用といった将来発生しうるものを、

ライフイベント

と言います。

このライフイベントにより発生しうるお金の動きをより具体的に示す

(=可視化する)ことで、

将来のお金に対する不安を少しでも払拭し、

計画的に過ごせるように作るのがライフプランの役割と言えます。

ライフイベントに備える事が大事

上記にあげたライフイベントですが、このライフイベントが、人生を大きく動かしたり、生活環境をガラッと変える動きを果たします。

そのためには、当然必要な費用が発生するわけですが、

その発生しうる費用に対して事前に備えるために、ライフプランを作る事である程度の目安を立てる事が出来ます。

例えば、家を購入したり、車を購入する際は多額のお金が動くわけですが、

その際には多くの方がローンを結びます。

「30年間で支払えるのか?毎月の支払いは大丈夫だろうか?」

といったような不安が当然出てくるわけですが、

そのような悩みを解消するためにも、長期的なライフプランを作成する事で、

支払えるかどうかも見え、毎月支払える額も少しずつ見通せるようになってきます。

教員はライフプランが立てやすい

教員は公立学校や私立学校、大学教員と幅広くありますが、

公務員という地位や給与の安定性なども含めると、

ライフプランを比較的立てやすい職種であると言えます。

自営業になると、毎月の収入に不安定さが出るので、将来的な見通しも立てづらいわけですが、

教員は、安定的な給与が見込めるので、それに沿った支出計画を立てる事ができ、

結果的にライフプランの作成もしやすくなるという流れにつながるわけです。

実は自作できる

実は、ライフプランを作るのは自作でも可能です。

WEB上で、

ライフプラン

と検索することで、シミュレーションツールを提供してくれるサイトもありますので、

自身で入力していけば簡単なものは作る事ができます。

FPとしての役割

しかし、上記のような自作には面倒な入力や時間を取られたり、

入力して結果が出たとしても、そこからの対策や方法といった事までを追求するには限界があります。

ですので、我々FPとしては、ただライフプランを作成するだけでなく、

その作成結果に基づいて、どのような生活を過ごしていけばいいのか、あらゆる方法を探ってアドバイスするという役割が求められます。

私自身も、日頃からライフプランの作成依頼を受ける中で、

この世帯には何が一番の方策なのか?

というものを常に考えながら請け負っています。

例えば、数年後に子どもを私立大学に入学させたいけど、費用が不安といった悩みに対しては、

「大学に入学するまで、後〇〇年ありますから、学資保険と合わせて、残り〇〇万円あれば、入学金と学費をある程度用意する事ができます。

そのために、今から毎月〇〇万円ずつ貯蓄したり、

又は、今生活している中で、現在加入しているこの保険は重複保障になっていますから、解約した上で、この浮いた費用を貯蓄に回しましょう!」

といったアドバイスなど。

それぞれの家庭で、悩みは多岐に渡りますから、

FPとしても、一つ一つの世帯に見合ったライフプランの作成とアドバイスを提供していく必要があるといえます。

教員という業界で人生を送るために

教員という職種は、とても誇り高い職種です。

その分、責任が大きかったり、職場環境が多忙を極めるという状況を生んでいるのが現状です。

そういった中で、長く教員人生を歩むためには、仕事だけでなく、私生活にも目を向ける必要があります。

家庭内にアクシデントがあったり、本人が急に倒れてしまっては生活が成り立たなくなってくるからです。

教員として少しでも安心して働くために・・

その最たる例が、

教員の働き方改革

として叫ばれる近年です。

この多忙さが、身体面だけでなく、精神面にも大きく影響して、仕事を続けたくても続けられないといった状況も生まれやすくなっています。

私自身も、ライフプランの作成依頼を承った段階で、出来る限り息の長い教員生活を送れるように、

今のうちから出来る限りのアドバイスをしています。

例えば、万が一倒れた時の備えや、貯蓄の方法、ローンとの向き合い方などあらゆる方面からですね。

とにかく、いろんなことを可視化すること。

目に見えるようにすると、もやもやした気持ちが解消し、ストレスをためない一つの有効な方法になります。

そのような先が安心して見通せるライフプランを作成することで、息の長い教員生活をもたらすものだと思っています。

まとめ

今回は、教員がライフプランを作成する事でもたらすものついてまとめてみました。

もたらすもというのは、一つ一つの効果ではなく、一つ一つの効果が合わさって、結果的に息の長い教員生活を送る事ができるということです。

もしライフプランが気になったら、まずはシミュレーション等して自作してみることをお勧めします。

我々FPに頼むと楽ですが、金額的なものもあるので、

まずはライフプランがどんなものか検索してみるのも良いですね。

生活する上で大きな効力をもたらしてくれるはずです!

ぜひ、物は試しでしてみて下さいね!

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