教員のための運用が可能な変額保険に関するメリットとデメリットについて

最終更新日時: 2025年3月21日

こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの山下です。

変額保険は運用実績によって保険金額が変動する金融商品で、資産形成と保障を両立させる選択肢の一つとしてあげられます。

教員という職業は安定した収入が見込める一方で、多忙な日常を送るため、効率的な資産運用が求められることも少なくありません。

今回は教員が変額保険を活用する際のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

変額保険の基本的な仕組み

変額保険とは、契約者が支払った保険料から諸費用を差し引いた金額を金融商品である債券、株式等で運用し、その実績によって保険金額が増減する保険商品のことを言います。

一般的な定額保険と異なり、契約時点で将来受け取る金額が確定していないため、まさに運用する保険商品と言えます。

変額保険には主に有期型と終身型の2種類があります。有期型は保険期間が定められており、満期時に受け取れる満期保険金は運用実績によって変動し、終身型は保険料の払込期間が一定期間で、保障が一生涯続く商品です。

教員が変額保険を選ぶメリット

資産形成と保障の両立

教員は公務員として安定した収入がありますが、将来のライフプランに備えた効果的な資産形成は重要な課題です。変額保険は1つの契約で保障の準備と資産形成が同時に可能であり、特に低金利が続く日本においては、高い運用利回りが期待できる選択肢となっていますが、近年では金利も少しずつ上がってきて、新NISA等の活用も広がりをみせていることから、あくまで余裕資金を活用するための選択肢の一つに過ぎないという点は押さえておく必要があります。

税制優遇を活用できる

変額保険の保険料は生命保険料控除の対象となるため、所得税や住民税の節税効果が期待できます。教員の給与体系を考慮すると、このような税制優遇は家計にとって無視できない利点となるでしょう。

運用の手間が省ける

教員は授業準備や生徒指導、校務分掌など多忙な毎日を送っているため、自分で株式投資や投資信託の運用を行う場合、相場をチェックしたり売買手続きを行ったりする時間の確保が難しいというのは明白。変額保険はプロである保険会社が運用を行うため、自分で商品を選定したり証券会社に口座を開いたりする手間が省けるというのが特徴です。

公立学校共済組合の保障を補完

公立学校共済組合の保障は手厚いものの、すべての保障を網羅しているわけではありません。変額保険を活用することで、共済組合では足りない部分を補完しつつ保障を得ることが可能。また、将来のインフレにも対応できる可能性があるという点も保険商品の特徴として押さえておくといいでしょう。

教員が変額保険を選ぶデメリット

運用リスクの存在

変額保険の最大のデメリットは、運用実績によっては保険金額が減少する可能性があるという点です。

特に満期保険金や解約返還金には最低保証がついていない商品が多く、運用成績が悪い場合、払い込んだ保険料の総額を下回るというリスクがあります。

教員の安定した収入計画に不確実性をもたらす可能性があることは慎重に検討すべき点です。

商品理解の難しさ

変額保険は仕組みが複雑であり、十分な理解がないまま加入すると期待と現実のギャップに悩まされる可能性があります。運用の仕組みや費用構造、リスク要因等をしっかり理解するのはなかなか大変。

教員の多忙な日常の中で、これらの情報を十分に調査・理解する時間を確保できるかというと現実問題としてかなり難しいですよね。

共済組合の保障との重複

教員は公立学校共済組合による保障が充実しているため、変額保険に加入することで保障が重複し、無駄な支出につながる可能性があります。既存の保障内容をしっかりと把握した上で、本当に必要な保障は何かを見極めることが重要です。

解約時のリスク

変額保険は中途解約した場合、解約返還金に最低額の保証がない点がデメリットとして大きいです。

そのため、運用実績が悪い時期に解約すると元本割れを起こす可能性があります。教員のライフプランや転職の可能性などを考慮すると、長期にわたって継続できる見通しがあるかどうかは重要なポイントとなります。

教員が変額保険を検討する際のポイント

変額保険の検討にあたっては、まず自身の公立学校共済組合の保障内容を正確に把握することが重要です。

その上で、追加で必要な保障は何なのか?、そして資産形成の目標は何か?ということを明確にしておきましょう。

また、運用リスクに対する許容度も重要な判断材料となります。安定志向が強い方は、一部を定期型の死亡保険で確保し、残りを変額保険で運用する等の組み合わせも検討価値があります。

まとめ

教員にとって変額保険は、資産形成と保障を両立させ、税制優遇も活用できる魅力的な選択肢です。

多忙な日常の中で運用をプロに任せられる点も大きなメリットといえるでしょう。一方で、運用リスクや商品の複雑さ、既存の共済組合との保障の重複などのデメリットも存在します。

変額保険の活用を検討する際は、自身のライフプランや資産形成の目標、リスク許容度などを総合的に判断することが大事。

教員という安定した職業だからこそ、長期的な視点で自身の資産形成と保障のバランスを考えることが重要ということですね。

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